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トピックス

2018年度 若手会員研究奨励賞受賞者

 生田目 光

[所属]
  筑波大学大学院 人間総合科学研究科博士課程
[研究課題名]
  Fear of happinessの影響におけるマインドフルネスの媒介効果
     ポジティブ心理学第2の波に着目して
[審査部門]
  第3部門(臨床・福祉・相談)
[研究計画書より]
 従来の研究で扱われてきた概念のほとんどは,ポジティブかネガティブのいずれかに焦点を当てていた。しかし,本研究によって,今まで光が当てられることの少なかったアンビバレントな状態に焦点を当てることができ,今後の発展的な研究への道が拓かれると考えられる。また,Fear of happinessがウェルビーイングに及ぼす影響について,マインドフルネスという切り口で検討した研究は,日本だけでなく海外においても存在せず,独創性が高い。Fear of happinessの影響を緩衝する要因として,マインドフルネスが有効であることが示されれば,心理臨床の実践において,幸せを享受できない人々に対する介入へ示唆をもたらすなど,大きな意義をもつ。


選考経過

1.応募状況

 2018年度若手会員研究奨励賞は,2018年10月31日を申込締切日(当日消印有効)として募集されました。期日までに所定の応募書類を提出した応募者は4名でした。内訳は第3部門2件,第4部門1件,第5部門1件となっています。

2.選考委員会

 応募者の提出した研究計画書と研究業績1点について,氏名を伏せた形でPDF化し,予備審査を実施しました。選考委員会の構成は,委員長・古屋健常任理事(学会活性・研究支援担当)の他,常任理事2名(市川優一郎氏・木村友昭氏),委員長指名による委員1名(軽部幸浩氏)の合計4名です。予備審査には応募者自身が申告した審査部門別に,機関誌編集委員会部門別編集委員2名が当たりました。
2019年3月30日に開催された選考委員会において最終選考が行われ,受賞候補者1名が選考され,その結果は同日に開催された常任理事会において報告され,承認されました。

3.評価基準

 予備審査,最終選考ともに,応募書類は以下の4観点について「5:優れている-3:基準を満たしている-1:不十分である」の5段階で評価されました(20点満点)。

  1. 研究課題の学術的重要性・妥当性(「研究目的」欄など)
    • 学術的に見て,推進すべき重要な研究課題であるか。
    • 研究構想や研究目的が具体的かつ明確に示されているか。
    • 日本応用心理学会が支援するに相応しい研究上の意義が認められるか。
  2. 研究計画・方法の妥当性(「研究計画・方法」欄など)
    • 研究目的を達成するため,研究計画は十分練られたものになっているか。
    • 研究倫理上の配慮が必要とされる研究では,適切な配慮がなされているか。
  3. 研究課題の独創性及び革新性(「研究目的」「研究計画・方法」「研究の独創性・意義」欄)
    • 研究対象,研究手法やもたらされる研究成果等について,独創性や革新性が認められるか。
  4. 研究遂行能力の適切性(添付業績など)
    • これまでの研究業績等から見て,研究計画に対する高い遂行能力を有していると判断できるか。

4.選考経過

 選考委員会では,まず今年度の受賞者数について3名を上限とすることが確認されました。その上で,学会活性・研究支援委員1名(選考委員長代理),選考委員長を除く選考委員3名,および予備審査に当たった機関誌編集委員会部門別編集委員2名の計6名による観点別評価得点を参考に,上位者から順に受賞にふさわしいかどうか慎重審議いたしました。
その結果,最上位者1名については観点別評点の平均がすべて「3」以上で,また総合得点でも14.3点と高得点を得ていたことから,全員一致で受賞候補者とすることに決定しました。
2位以下の応募者については,観点別評点平均が「3」未満の評価を受けた観点について意見を交換しました。その上で,受賞の可否について慎重に審議した結果,全員一致で2位以下の応募者からの受賞は見送ることに決定いたしました。

5.講評

 今回も応募者数は4件に留まり,審査に当たった選考委員からもそろそろ募集資格の拡張を検討すべき段階に来たのではないかという意見を頂きました。開始当初から応募者数の拡大が課題でしたが,始まったばかりなのでしばらく様子を見守ることにしていました。しかし,既に3年度が経過し,やはり今後も大きな改善は見込めないことから,来年度の学会活性・研究支援委員会で検討することとしました。今年度応募していただいた会員の皆様にはあつく御礼申し上げます。
 選考経過にありますように,今年度は最終的に1名の方が受賞されることになりました。受賞された生田目氏の研究については,審査委員全員からすべての観点について基準以上のレベルを満たしていると評価され,選考委員会でも全会一致で受賞が決定いたしました。
 一方,2位以下の応募者の方々については,評価平均が「3」未満であった観点があったため,受賞には至りませんでした。今回は応募者数も少なく,選考にもれた応募についても意見交換がなされました。
 その中で,特に次点となった応募者については,そのテーマが応用心理学の研究に相応しく,かつその社会的意義も大きいとして複数の審査委員から非常に高い評価を受けました。しかし,残念ながら「研究計画」の最も重要な部分で説明が不十分であるとの指摘があり,協議の結果,受賞とはなりませんでした。おそらく,研究費申請書類の書き方に不慣れであったためと思われます。本賞の応募書類のフォーマットは,科学研究費を申請する時に求められる書類としては非常に短いものです。これからの学究生活の中では,限られた文字数の中で自分の研究をアピールすることも重要なスキルとなってきます。是非,文章を練り直して,再チャレンジしていただきたいと思います。
 今回の応募のうち2件が新しい心理尺度の開発を主な研究内容とするものでした。新たな研究対象には新たな測定道具が必要であり,心理尺度の開発は重要な研究テーマです。とはいえ,尺度開発が研究の最終目標ということではありません。心理尺度開発の研究計画を審査する場合,研究計画の実現可能性だけではなく,その対象を測定することの研究上の意義や,尺度開発後の研究の展望が重視されます。特に,応用心理学研究としての意義,あるいは開発した尺度の有用性は重要です。今回の2件の応募については,その独創性は評価されたものの,これらの点で説明不足と判断されました。
 このように,残念ながら受賞から漏れた方についても,決して4つの観点すべてについて基準を満たしていないということではありません。一度応募して選ばれなかったとしても,改めて4つの観点から研究計画を再検討し,文章を磨き上げた上で,再チャレンジして頂きたいと思います。多くの会員の方の応募をお待ちしております。

2017年度 若手会員研究奨励賞受賞者

 大工 泰裕

[所属]
  大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程
[研究課題名]
  社会的望ましさを排除した体罰容認度を測定する潜在的指標の開発
     紙筆版による教育現場での普及を目指して
[研究計画書より]
 本研究が提案するSC-IATによる潜在的体罰容認の測定は,過去の体罰研究で見逃されてきた社会的望ましさの影響を排除できる点で独創性がある。また,潜在的体罰容認度のほうが体罰行動を正確に予測すると実験的に示すことで,潜在的体罰容認度の高い人々にフォローアップを行うことが体罰防止に有効であることが示される。このような検討は,意識調査が中心であった過去の体罰研究とは一線を画すものである。
 また,研究2で開発するSC-IATの紙筆版は,体罰容認度を測定する現実の場面での応用可能性が高い。なぜなら,紙筆版を開発することによって,コンピュータ版では実質不可能な多人数に対する同時測定が可能になるとともに,体罰防止教育の効果測定として自己報告式の質問紙と同等コストで教育現場に導入することが可能になるからである。そのため,今後の教育現場での標準的な測定法となることが期待される。


選考経過

1.応募状況

 2017年度若手会員研究奨励賞は,2017年8月27日に開催された総会において設置が承認され, 2017年10月31日を申込締切日(当日消印有効)として募集されました。期日までに所定の応募書類を提出した応募者は5名でした。内訳は第部門3件,第5部門件,第7部門件となっています。

2.選考委員会

 応募者の提出した研究計画書と研究業績点について,氏名を伏せた形でPDF化し,予備審査を実施しました。予備審査には応募者自身が申告した審査部門別に,機関誌編集委員会部門別編集委員2名が当たりました。
 2018年4月8日に開催された選考委員会において最終選考が行われ,受賞候補者1名が選考され,その結果は同日に開催された常任理事会において報告され,承認されました。

3.評価基準

 予備審査,最終選考ともに,応募書類は以下の4観点について「5:優れている-3:基準を満たしている-1:不十分である」の5段階で評価されました。

  1. 研究課題の学術的重要性・妥当性(「研究目的」欄など)
    • 学術的に見て,推進すべき重要な研究課題であるか。
    • 研究構想や研究目的が具体的かつ明確に示されているか。
    • 日本応用心理学会が支援するに相応しい研究上の意義が認められるか。
  2. 研究計画・方法の妥当性(「研究計画・方法」欄など)
    • 研究目的を達成するため,研究計画は十分練られたものになっているか。
    • 研究倫理上の配慮が必要とされる研究では,適切な配慮がなされているか。
  3. 研究課題の独創性及び革新性(「研究目的」「研究計画・方法」「研究の独創性・意義」欄)
    • 研究対象,研究手法やもたらされる研究成果等について,独創性や革新性が認められるか。
  4. 研究遂行能力の適切性(添付業績など)
    • これまでの研究業績等から見て,研究計画に対する高い遂行能力を有していると判断できるか。

4.選考経過

 選考委員会では,まず今年度の受賞者数について3名を上限とすることが確認されました。その上で,予備審査に当たった機関誌編集委員会部門別編集委員2名と選考委員長を除く選考委員3名による観点別評価得点を参考に,上位者から順に受賞にふさわしいかどうか慎重審議いたしました。
その結果,最上位者名については観点別評点の平均がすべて「3」以上で,また総合得点でもそれぞれ15.8点と高得点を得ていたことから,全員一致で受賞候補者とすることに決定しました。
2位以下の応募者については,観点別評点平均が「3」未満の評価を受けた観点が複数あり,その点について意見を交換しました。その上で,受賞の可否について慎重に審議した結果,全員一致で2位以下の応募者からの受賞は見送ることに決定いたしました。

5.講評

 今回も応募者数は5件に留まり,まだまだ広報の努力が不足していることを反省いたしました。応募していただいた会員の皆様にはあつく御礼申し上げます。
 選考経過にありますように,最終的には上限3名より少ない名の方が受賞されることになりました。受賞された名の方については,審査者全員からすべての観点について基準以上のレベルを満たしていると評価され,選考委員会でも全会一致で受賞が決定いたしました。
 一方,2位以下の応募者の方々については,複数の観点で評価平均が「3」未満となっていたため,受賞には至りませんでした。今回は応募者数も少なかったため,選考にもれた応募についても細かい意見交換がなされ,議論されました。
 今回の審査で議論になった点のひとつは,応用心理学会として支援するに相応しい内容かどうかと言う問題でした。選考から漏れた応募の中には,研究計画はしっかりしており,業績から判断して充分な研究能力も認められるというケースもありました。しかし,選考での議論では,評価基準()の応用心理学研究としての意義が明確に伝わってこないという意見から,採用には至りませんでした。特に,第部門(原理・認知・感情)で応募を考えている方は,特にこの点について説得力のある論点を呈示する必要があると思います。
 他方,それとは逆に,問題提起の着眼点は興味深く研究の意義は高く評価できても,その問題に相応しい研究計画が立てられ,結果が期待できるかどうかという点で不安があるというケースもありました。新しい問題に対してはさまざまなアプローチが可能ですが,思いつく限りの疑問を一挙に解決しようとしても難しいでしょう。大風呂敷を広げるより,じっくりと一歩一歩着実にアプローチすることを考えて,入念な研究計画を立てて進めていくことが必要だと思います。
残念ながら今回受賞から漏れた方も,このような点から,是非もう一度研究計画書を見直して頂いて,再チャレンジして下さい。お待ちしております。

2016年度 若手会員研究奨励賞受賞者

 萩原 広道

[所属]
  京都大学大学院 人間・環境学研究科 共生人間学専攻 修士課程
[研究課題名]
  幼児期の言語獲得初期における胚性名詞の研究:名詞と動詞の未分化性と分化過程
[研究計画書より]
 従来の言語発達研究は,子どもの理解語・表出語を品詞ごとに分析することが中心だった。言語発達に遅れのある子どもへの支援もこの影響を受けている(名詞獲得を促すための絵カードの使用など)。これに対し,本研究は,子どもの内面にある語の意味内容を品詞という枠組みを超えて検証する。「胚性名詞」の存在が立証されれば,子どもたちは,初期の音声言語によって,モノそれ自体だけでなく,モノに関連する活動や状況など,モノを取り巻くさまざまな価値の世界を見出し,理解・表現していることが明らかとなる。
 言語の形成に障害がある子どもたちに対しても,療育実践の現場で,モノと発語を1対1で組み合わせて訓練するような方法ではなく,胚性名詞の観点から,言語獲得のための新たな保育・療育の方法を提起することができる。

 宮川 裕基

[所属]
  帝塚山大学大学院 心理科学研究科 博士後期課程
[研究課題名]
  就職活動における不採用に対処する心理的資源の検討  セルフコンパッションに着目して
[研究計画書より]
 不採用は就職活動生にとって心理的負担が大きい。不採用に対する成長志向的対処の重要性を指摘する知見はあるものの,どうすればそのような対処を行使できるのかという研究視点は僅少であった。本研究では,就職活動を重視している場合,SC(セルフコンパッション)が高い人ほど,不採用に成長志向的対処を行いやすいため,満足できる別の企業から内定を得やすいというモデルを提起する。就職活動におけるSCの有用性を示すことで,これまでの就職活動研究の発展に寄与する。また,SCは介入により高まることが示されている。本研究の知見は就職支援の指針となり,SCを高める介入法の就職支援への応用可能性を示唆するという点で意義深いものとなる。


選考経過

1.応募状況

 2016年度若手会員研究奨励賞は,2016年9月1日に開催された総会において設置が承認され,2016年12月2日(金)を申込締切日(当日消印有効)として募集が開始されました。期日までに所定の応募書類を提出した応募者は7名でした。内訳は第1部門1件,第2部門3件,第5部門3件です。

2.選考委員会

 応募者から提出された研究計画書と研究業績1点について,氏名を伏せた形でPDF化し,予備審査を実施しました。予備審査には応募者自身が申告した審査部門別に,機関誌編集委員会部門別編集委員2名が当たりました2017年3月26日に開催された選考委員会において最終選考が行われました。選考委員会の構成は,委員長・古屋健常任理事(学会活性・研究支援担当)の他,常任理事2名,委員長指名による委員1名の合計4名です。

3.評価基準

 予備審査,最終選考ともに,応募書類は以下の4観点について「5:優れている-3:基準を満たしている-1:不十分である」の5段階で評価されました。

  1. 研究課題の学術的重要性・妥当性(「研究目的」欄など)
    • 学術的に見て,推進すべき重要な研究課題であるか。
    • 研究構想や研究目的が具体的かつ明確に示されているか。
    • 日本応用心理学会が支援するに相応しい研究上の意義が認められるか。
  2. 研究計画・方法の妥当性(「研究計画・方法」欄など)
    • 研究目的を達成するため,研究計画は十分練られたものになっているか。
    • 研究倫理上の配慮が必要とされる研究では,適切な配慮がなされているか。
  3. 研究課題の独創性及び革新性(「研究目的」「研究計画・方法」「研究の独創性・意義」欄)
    • 研究対象,研究手法やもたらされる研究成果等について,独創性や革新性が認められるか。
  4. 研究遂行能力の適切性(添付業績など)
    • これまでの研究業績等から見て,研究計画に対する高い遂行能力を有していると判断できるか。

4.選考経過

 選考委員会では,まず今年度の受賞者数について3名を上限とすることが確認されました。その上で,予備審査に当たった機関誌編集委員会部門別編集委員2名と選考委員長の3名の審査者の観点別評価得点を参考に,上位者から順に受賞にふさわしいかどうか慎重審議いたしました。
 その結果,上位2名については3名の観点別評点がすべて「3(基準を満たしている)」以上で,また総合得点でもそれぞれ15.3点,14.3点と高得点を得ていたことから,全員一致で受賞候補者とすることに決定しました。
 3位以下の応募者については,3名の審査者の評価が分かれ,1名以上の審査者から観点別評点で「2(やや不十分である)」以下の評価を受けていました。選考委員会では「2」以下の評価を受けた点について議論した結果,いずれの応募者についても審査者の評価は妥当なものとして尊重すべきであるとの結論にいたりました。その上で,受賞の可否について慎重に審議した結果,全員一致で3位以下の応募者からの受賞は見送ることに決定いたしました。

5.講評

 今回は第1回ということで広報不足がたたり,応募者数は7件に留まりました。応募していただいた会員の皆様にはあつく御礼申し上げます。
 選考経過にありますように,最終的には上限3名より1名少なく,2名の方が受賞されることになりました。受賞された2名の方については,審査者全員からすべての観点について基準以上のレベルを満たしていると評価され,選考委員会でも全会一致で受賞が決定いたしました。
 一方,3位以下の応募者の方々については,審査者によって評価が分かれました。今回は応募者数も少なかったため,すべての研究計画書について不十分とされる点が細かく指摘され,議論されました。研究テーマは興味深いものの研究方法や実験計画に疑問があるとされた方がいる一方で,逆に研究手法は堅実で成果は期待できるものの独創性に欠けると評価された方もいました。独創的でありながら,なおかつ一定の安定した成果が期待できるような研究計画を立てることは,若手研究者に限らず,すべての研究者にとって永遠の課題と言えます。その意味で,3位以下の方と比較すると,上位2名の方は独創性と期待される成果のバランスという点で優れていたと言えるでしょう。
 残念ながら受賞から漏れた方も,提出した研究計画書を見直し,是非バランスのとれた研究へと発展させて,再度,応募されんことを期待しております。

第82回大会 優秀大会発表賞受賞者

 先日の常任理事会で,第82回大会における優秀大会発表賞受賞者が決定しました。
 おめでとうございます。

日本応用心理学会第82回大会「優秀大会発表賞」

日本応用心理学会    
優秀大会発表賞選考委員会

 以下の発表が受賞となりました。おめでとうございます。

 第82回大会(2015年)

「口頭発表」部門

魅力を高めるためにスキルは必要?  初対面異性ペアによる検討
 ○仲嶺 真(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
  相羽 美幸(東洋学園大学人間科学部)

「ポスター発表」部門

[第1部門] 原理・認知・感情
着装基準尺度の作成の試み  20代を対象とした場合
○松原 詩緒(文化学園大学現代文化学部応用健康心理学科)
[第2部門] 教育・発達・人格
手は口ほどにものを言う
    手指把握制御機能測定装置(握り圧計)を用いた乳幼児期の発達診断と
     療育相談の可能性
 ○田中 真介(京都大学大学院人間・環境学研究科)
  横井川 美佳(京都市児童療育センターなないろ)
  清水 依子(神戸市立有野北中学校)
[第3部門] 臨床・福祉・相談
該当者なし
[第4部門] 健康・スポーツ・看護・医療
看護師コンピテンスを規定する要因の探索的検討
    看護師コンピテンス尺度を用いた現場看護師の調査
 ○有吉 照子(三井記念病院)
[第5部門] 犯罪・社会・文化
自動車に対する悪戯傷の検討1  実験による加害行動の分析
 ○遠入 孝(PIF研究会)
  阿部 光弘(三井住友海上火災保険株式会社)
  桐生 正幸(東洋大学)
自動車に対する悪戯傷の検討2  聞き取り調査による動機の検討
 ○阿部 光弘(三井住友海上火災保険株式会社)
  遠入 孝(PIF研究会)
  桐生 正幸(東洋大学)
[第6部門] 産業・交通・災害
友人の同乗による心理的影響の規定因に関する研究
 ○今井 靖雄(帝塚山大学大学院心理科学研究科)
  蓮花 一己(帝塚山大学心理学部)
[敬称略,○印は責任発表者,所属は受賞当時,順不同]

現代社会と応用心理学6 クローズアップ 高齢社会

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[目次]
 『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって
 はじめに
 トピック1 現代社会と高齢化
 トピック2 破綻する年金制度
 トピック3 定年の延長と再雇用
 トピック4 高齢者対象事業
 トピック5 限界集落
 トピック6 高齢者の交通安全
 トピック7 高齢者の犯罪被害
 トピック8 情報化社会と弱者と貧困
 トピック9 高齢者とユーザーインターフェース
 トピック10 孤立する高齢者
 トピック11 認知症をもった高齢者とその家族への支援
 トピック12 老老介護
 トピック13 疲弊する老健施設職員
 トピック14 高齢者のスポーツ
 トピック15 高齢者の趣味生活
 トピック16 高齢者の恋愛・結婚
 トピック17 リタイア後の海外移住
 トピック18 「引退者・隠遁者」イメージから「第二の人生」観へ
 トピック19 高齢者の働く職場
 トピック20 伝統文化継承者としての高齢者
 トピック21 歴史伝承者としての高齢者
 トピック22 経験・知識・技術によるシニアの国際協力
 トピック23 高齢者向け産業の創出
 トピック24 災害弱者としての高齢者


現代社会と応用心理学4 
クローズアップ メンタルヘルス・安全

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[目次]
 『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって
 はじめに
第1章 メンタルヘルス
 トピック1 労働をとりまく今日の問題
 トピック2 働く意味とは ── 職業適性と職場適応
 トピック3 ストレス
 トピック4 ソーシャルサポートとバーンアウト抑制
 トピック5 ストレスコーピングの実際
 トピック6 新型うつ
 トピック7 過労死
 トピック8 メンタルヘルスケア ── セルフケアとラインケア
 トピック9 復職に向けて
 トピック10 キャリアとワーク・エンゲイジメント
第2章 ヒューマンエラー
 トピック11 産業におけるリスクと安全
 トピック12 事故とヒューマンエラー
 トピック13 交通事故と交通コンフリクト
 トピック14 ハザード知覚とリスクテイキング
 トピック15 交通参加者の行動
 トピック16 運転態度
 トピック17 安全教育と効果
第3章 リスクマネジメント
 トピック18 災害と避難行動
 トピック19 災害のトラウマと心のケア
 トピック20 災害看護


現代社会と応用心理学3 クローズアップ 健康

Closeup_KENKO

[目次]
 『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって
 はじめに
 トピック1 ひきこもる若者の心理とその援助
 トピック2 一人ひとりのウェルビーイング
 トピック3 地域で支える健康ライフ
 トピック4 自己で管理する健康
 トピック5 ストレスと心のケア
 トピック6 職場のメンタルヘルス
 トピック7 新型うつ病
 トピック8 精神的健康とノーマライゼーション
 トピック9 介護施設の利用
 トピック10 長寿を支える条件
 トピック11 危機と家庭崩壊
 トピック12 子どもの虐待と地域子育て支援
 トピック13 子育てとスポーツ教室
 トピック14 障がい者とスポーツ
 トピック15 「スポーツと健康」神話
 トピック16 時代変遷と健康観
 トピック17 草食系と肉食系
 トピック18 性役割意識と時代変化
 トピック19 異文化適応
 トピック20 高齢化社会と高齢者の青春
 トピック21 グローバリゼーションによる食文化と知識の変容
 トピック22 メタボリックシンドロームと生活習慣の改善
 トピック23 トラウマと生きる
 トピック24 アレルギーは国民病
 トピック25 エコライフと健康


現代社会と応用心理学1 クローズアップ 学校

Closeup_GAKKO

[目次]
 『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって
 はじめに
 トピック1 子どもと生活リズム
 トピック2 自分探し
 トピック3 思春期と異性関係
 トピック4 ゆとり教育と学力
 トピック5 公立一貫教育
 トピック6 学習意欲
 トピック7 キャリア教育
 トピック8 情報教育
 トピック9 学校の危機管理と防災教育
 トピック10 学級崩壊
 トピック11 教師の苦悩
 トピック12 保護者のメンタルヘルス
 トピック13 非行と犯罪
 トピック14 いじめ
 トピック15 不登校
 トピック16 体罰
 トピック17 子どもとストレス
 トピック18 発達障害と高等教育
 トピック19 特別支援教育
 トピック20 スクールカウンセリングと教育相談
 トピック21 生徒指導と学校心理学
 トピック22 子どもの抑うつと認知行動療法
 トピック23 大学の学生相談室
 トピック24 教師をめざす大学生
 トピック25 文化的マイノリティと多文化共生
 トピック26 性同一障害


2015年度 学会賞受賞者

日本応用心理学会「学会賞」

日本応用心理学会
学会賞選考委員会

 先日の常任理事会で,学会賞の選考をおこない,以下の論文が受賞となりました。
おめでとうございます。

【論文賞】
[著者]
 余村 朋樹((財)労働科学研究所)
 細田 聡(関東学院大学文学部)
 井上 枝一郎(関東学院大学人間環境学部)
[論文名]
 産業組織における安全文化の現状把握に関する検討
    職位間におけるコミュニケーションギャップという指標を導入して
[掲載誌]
 『応用心理学研究』 第40巻 第3号,194-202,2015
【奨励賞】
[著者]
 萩野谷 俊平(栃木県警察本部)
[論文名]
 住居を対象とする侵入窃盗の事件リンク分析
[掲載誌]
 『応用心理学研究』 第40巻 第1号,45-53,2014

現代社会と応用心理学5 クローズアップ メディア

Closeup_MEDIA

[目次]
 『現代社会と応用心理学』の刊行にあたって
 はじめに
 トピック1 メディアの変化
 トピック2 メディア環境の進化
 トピック3 メディアの心理的影響
 トピック4 クローズドコミュニケーション
 トピック5 ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)
 トピック6 モバイルコミュニケーション
 トピック7 メディアとしての顔
 トピック8 インターネット社会の功罪
 トピック9 ソーシャルゲームの課金問題
 トピック10 ネット消費社会
 トピック11 ブログ社会の「自己開示」と「自己呈示」
 トピック12 コミュニケーション・チャネル
 トピック13 コミュニケーション・スキル
 トピック14 伝えたつもりの警告 ── 透明性の錯覚
 トピック15 異なる立場におけるコミュニケーション
 トピック16 リスクコミュニケーション
 トピック17 グローバライゼーションとローカライゼーション
 トピック18 アンビエント情報社会
 トピック19 ヒューマン・インターフェイス
 トピック20 遠隔コミュニケーション
 トピック21 ウェアラブル・コンピュータ
 トピック22 マスコミと世論
 トピック23 報道のゆくえ