学 会 賞
- 日本応用心理学会は,応用心理学の振興と発展を図るため,ここに日本応用心理学会学会賞(以下,学会賞という)を設ける。
- 学会賞は,論文賞と奨励賞からなり,応用心理学の研究に特に貢献した会員に授与する。
- 学会賞は,本学会機関誌『応用心理学研究』所載の論文を対象とする。
抜粋「日本応用心理学会学会賞規程」より
[敬称略,所属は論文掲載当時,順不同]
2024年度
【優秀論文賞】 | |
---|---|
[著者] 山口 茉優(早稲田大学大学院人間科学研究科) 杉森 絵里子(早稲田大学人間科学学術院) [論文名] 養育者による子どもの顔認知ポジティブバイアス [掲載誌] 『応用心理学研究』 第49巻 第1号,41-49,2023 |
|
【奨励論文賞】 | |
[著者] 小川 邦治(西南学院大学人間科学部) 田原 直美(西南学院大学人間科学部) [論文名] 組織の健康と心理的安全性がストレス反応と職務満足感に与える影響の検討 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第49巻 第3号,223-232,2024 |
2023年度
【論文賞】 | |
---|---|
該当者なし | |
【奨励賞】 | |
[著者] 田中 共子(岡山大学学術研究院社会文化科学学域) 沼 柊門(メディカル・ケア・サービス関西株式会社愛の家グループホーム玉野) [論文名] 健康状態の低下した日本人高齢者における適応的受容と幸福感 ━ M-GTA による中核・拡張モデルの試案 ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第48巻 第3号,158-167,2023 |
2022年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 井上 裕珠(日本大学商学部) [論文名] カロリー情報の表示位置が消費者の食品選択に及ぼす影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第47巻 第3号,165-177,2022 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 伴 碧(大阪大学大学院基礎工学研究科) 内山伊知郎(同志社大学心理学部) [論文名] 単独のふりシグナルは幼児のふりの理解を促すか ━ ふり場面と現実場面との比較から ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第47巻 第1号,37-46,2021 |
2021年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 田中 圭(筑波大学大学院人間総合科学研究科) 沢宮 容子(筑波大学人間系) [論文名] 浅い関係で用いられるスキルが行動活性化に与える影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第46巻 第2号,139-148,2020 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 前田 楓(安田女子大学大学院) 橋本 博文(安田女子大学) [論文名] 「命てんでんこ」の教えの実践はなぜ難しいのか? ━ 仮想的な土砂災害ジレンマ状況における感情と理性のギャップ分析 ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第46巻 第3号,271-282,2021 |
2020年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 中西 彩之(無所属) 西田 公昭(立正大学心理学部) [論文名] “カルト”問題に直面した家族の心理的プロセスの研究 ━ 曖昧な喪失に対する家族の反応 ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第45巻 第1号,1-14,2019 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 望月 由紀子(日本女子大学人間社会研究科) 青木 みのり(日本女子大学) [論文名] 語りから見たアサーティブネストレーニングの効果と限界 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第45巻 第2号,128-141,2019 |
2019年度
【論文賞】 | |
---|---|
該当者なし | |
【奨励賞】 | |
[著者] 山本 恵美子(宮崎大学医学部医療人育成支援センター) 田中 共子(岡山大学大学院社会文化科学研究科) 兵藤 好美(岡山大学大学院保健学研究科) 畠中 香織(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻) [論文名] 看護学生の正確な指示受けのためのソーシャルスキルトレーニング ━ 臨地実習で直面する困難状況を課題場面とした医療安全教育の試み ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第44巻 第1号,70-80,2018 |
2018年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 宮川 裕基(帝塚山大学心理科学研究科) 谷口 淳一(帝塚山大学心理学部) [論文名] セルフコンパッションが友人関係における援助要請に及ぼす影響の検討 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第43巻 第2号,113-122,2017 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 豊沢 純子(大阪教育大学) 竹橋 洋毅(関西福祉科学大学) [論文名] 110番通報要領に関する事前知識が通報の正確性と迅速性に与える影響 ━ 模擬場面における訓練効果 ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第43巻 第1号,33-44,2017 |
2017年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 大谷 亮(一般財団法人日本自動車研究所) [論文名] 焦点化訓練が低学年児童の道路横断行動に及ぼす影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第42巻 第2号,101-111,2016 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 成田 智恵子(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科) 来田 宣幸(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科) [論文名] 伝統工芸士の職業継続要因とスキル修得に関する研究 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第42巻 第2号,149-150,2016 |
2016年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 九島 紀子(立正大学大学院心理学研究科) 齊藤 勇(立正大学) [論文名] 化粧が対人印象に及ぼす影響 ━ 顔形態とメイクの差異による印象操作の実証的研究 ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第41巻 第1号,39-55,2015 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 仲嶺 真(筑波大学人間総合科学研究科) [論文名] 大学生における街中での異性関係開始 ━ 男女間の相互作用に着目して ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第41巻 第1号,77-86,2015 |
2015年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 余村 朋樹((財)労働科学研究所) 細田 聡(関東学院大学文学部) 井上 枝一郎(関東学院大学人間環境学部) [論文名] 産業組織における安全文化の現状把握に関する検討 ━ 職位間におけるコミュニケーションギャップという指標を導入して ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第40巻 第3号,194-202,2015 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 萩野谷 俊平(栃木県警察本部) [論文名] 住居を対象とする侵入窃盗の事件リンク分析 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第40巻 第1号,45-53,2014 |
2014年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] 蓮花 一己(帝塚山大学心理学部) 多田 昌裕(近畿大学理工学部) 向井 希宏(中京大学心理学部) [論文名] 高齢ドライバーと中年ドライバーのリスクテイキング行動に関する実証的研究 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第39巻 第3号,182-196,2014 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 朴 喜静(大阪大学大学院人間科学研究科) 大坊 郁夫(東京未来大学モチベーション行動科学部) [論文名] 個人特性が嘘をつくときに表われる非言語行動に及ぼす影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第39巻 第3号,215-224,2014 |
2013年度
【論文賞】 | |
---|---|
[著者] Satoko CHO and Rieko KAWAMOTO(Kyushu University Graduate School) [論文名] Development of an Evaluation Scale for the Care of Cancer Patients’ Families in General Wards. [掲載誌] 『応用心理学研究』 第38巻 第3号,193-203,2013 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 塩谷 尚正(関西大学大学院社会学研究科) 土田 昭司(関西大学社会安全学部) 辻川 典文(神戸親和女子大学発達教育学部) [論文名] 原子力発電に関する政府への信頼の規定因:政治的集合効力感と市民の関係性認知に着目した分析 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第38巻 第2号,99-105,2012 |
2012年度
【論文部門】 | |
---|---|
[著者] 大森 哲至・藤森 立男(横浜国立大学大学院国際社会科学研究科) [論文名] 繰り返される自然災害と被災者の長期的な精神健康の問題 ━ 2000年三宅島雄山噴火後の坪田地区住民の精神健康について ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第36巻 第2号,69-78,2011 |
|
[著者] 松本 友一郎・臼井 伸之介(大阪大学大学院人間科学研究科) [論文名] 医師及び他の看護師との関係における対人ストレッサーが看護師のバーンアウトに及ぼす影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第36巻 第1号,1-12,2010 |
|
【実践活動部門】 | |
該当者なし |
2010年度
【論文部門】 | |
---|---|
[著者] 櫻井 美由紀・岩崎祥一(東北大学大学院情報科学研究科) [論文名] 知覚・視覚の二重課題における注意の偏りについての研究 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第33巻 第2号,73-83,2008 |
|
【実践活動部門】 | |
該当者なし |
2008年度
【論文部門】 | |
---|---|
[著者] 中井 宏・臼井伸之介(大阪大学大学院人間科学研究科) [論文名] 運転場面におけるリスクテイキング行動の一貫性検証 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第32巻 第1号,1-10,2006 |
|
【実践活動部門】 | |
長崎 純子(児童デイサービス「和(なかよし)施設長」・京都発達研究会) [内容] 乳幼児への総合的発達相談活動の実践 |
2004年度
【学会賞】 | |
---|---|
[著者] 所 正文(国士舘大学) [研究内容] 単著『働く者の生涯発達 ━ 働くことと生きること ━』 白桃書房 2002年。単著「An Overconfidence Approach on Driving Attitude of Older Drivers」 『交通心理学研究』 17(1), 58-62, 2002年。その他の論文。 |
|
【奨励賞】 | |
該当者なし |
2003年度
【学会賞】 | |
---|---|
[著者] 小野 公一(亜細亜大学) [研究内容] 単著『キャリア発達におけるメンターの役割 ━ 看護師のキャリア発達を中心に ━』 白桃書房 2003年。単著『職務満足度と生活満足度』 白桃書房 1993年。共著『働く女性のメンタルヘルス』 同朋舎出版 1989年。単著『”ひと”の視点からみた人事管理』 白桃書房 1997年。その他論文多数。 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 田中 堅一郎(日本大学) [研究内容] 単著「組織市民行動と組織報復行動の生起・抑制に関する連鎖的モデルの検証」 『応用心理学研究』 28(2), 124-134, 2002年。 |
2002年度
【学会賞】 | |
---|---|
[著者] 尾入 正哲(京都府立大学) [研究内容] 向井・蓮花『現代社会の産業心理学』 4章「マン・マシン・インターフェース」,5章「快適作業環境」,6章「人間の情報処理とヒューマン・エラー」 福村出版 1999年。「機器のデザインと使いやすさ」 日本機械学会講演論文集 1992年。「高齢者の危機行動とリスクテイキング行動」 ジェロントロジィー研究報告 4, 2002年。その他論文多数。 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 篠原 一光(大阪大学) [研究内容] 「自動車の情報化と運転者の注意に関する問題」(シンポジウム講演) 日本応用心理学会第68回大会発表論文集 p.14, 2001年。共著「CMCにおける状況の認知と情報発信行動」 『応用心理学研究』 27(1), 21-35, 2001年。共著「WWW掲示板を用いた電子コミュニケーション形成過程に関する研究」 『社会心理学研究』 14, 144-154, 1999年。 |
2001年度
【学会賞】 | |
---|---|
[著者] 足立 浩平(甲子園大学) [研究内容] 共著「生理指標間の虚偽検出精度の比較」 『応用心理学研究』 No.16, 33-43, 1991年。単著「多変量解析による虚偽検出検査の自動判定」 『応用心理学研究』 No.18, 55-63, 1993。共編著『ウソ発見』 北大路書房 2000年5月。 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 北川 公路(駒澤大学) [研究内容] 単著「セルフコントロールによる加齢の効果」 『応用心理学研究』 No.23, 1-8, 1998年。単著「加齢による行動変化(1)」 駒澤大学心理学論集 2, 117-121, 2000年。単著「白寿者の社会・心理的要因 ━ 日常生活動作能力と認知機能 ━」 駒澤大学心理学論集 3, 19-24, 2001年。単著「高齢者の背景 ━ 人口・時代背景・教育制度 ━」 駒澤大学社会学研究 33, 71-86, 2001年。 |
2000年度
【学会賞】 | |
---|---|
[著者] 内藤 哲雄(信州大学) [研究内容] 単著『PAC分析入門』 ナカニシヤ出版 1997年5月,その他紀要・学術論文多数 |
|
[著者] 蓮花 一己(帝塚山大学) [研究内容] 向井・蓮花編著『現代社会の産業心理学』 福村出版 1999年。『対人コミュニケーション』木下編 『記号と情報の行動科学』 福村出版 1994年。その他論文多数。 |
|
【奨励賞】 | |
[著者] 山本 寛(千葉商科大学) [研究内容] 単著『昇進の研究』 創成社 2000年4月。『応用心理学研究』掲載の原著論文(15号,18号,23号)。ほか多数の論文。 |
1999年度
【学会賞】 向井 希宏 | |
【奨励賞】 申 紅仙 |
1998年度
【学会賞】 松浦 常夫 | |
【奨励賞】 藤森 立男・藤森 和美 |
1997年度
【学会賞】 深澤 伸幸 | |
【奨励賞】 所 正文 |