日本応用心理学会は,日本心理学諸学会連合(日心連)に加盟しています。日心連では,毎年1回「心理学検定」を実施しています。心理学検定は,「大学心理学科等の卒業レベルの心理学的知識・能力を測る」ことを目的にしています。
来年度の第6回心理学検定は,2013年8月25日(日)に,全国10会場で実施される予定です。
申込期間,申込方法,実施会場,実施方法などの詳細につきましては,画面右上の リンク ボタンをクリックしてください。「心理学検定」のホームページを閲覧できます。
お知らせ
第6回心理学検定について
2012年度 学会賞受賞者
日本応用心理学会「学会賞」
日本応用心理学会
学会賞選考委員会
先日の常任理事会で,学会賞の選考をおこない,以下の論文が受賞となりました。
おめでとうございます。
【論文部門】 | |
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[著者] 松本 友一郎・臼井 伸之介(大阪大学大学院人間科学研究科) [論文名] 医師及び他の看護師との関係における対人ストレッサーが看護師のバーンアウトに及ぼす影響 [掲載誌] 『応用心理学研究』 第36巻 第1号,1-12,2010 |
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[著者] 大森 哲至・藤森 立男(横浜国立大学大学院国際社会科学研究科) [論文名] 繰り返される自然災害と被災者の長期的な精神健康の問題 ━ 2000年三宅島雄山噴火後の坪田地区住民の精神健康について ━ [掲載誌] 『応用心理学研究』 第36巻 第2号,69-78,2011 |
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【実践活動部門】 | |
該当なし |
[敬称略,所属は論文掲載当時,順不同]
第78回大会 優秀大会発表賞受賞者
日本応用心理学会第78回大会「優秀大会発表賞」
日本応用心理学会
優秀大会発表賞選考委員会
先日の常任理事会で,第78回大会における優秀大会発表賞受賞の選考をおこない,以下の発表が受賞となりました。おめでとうございます。
『血液型性格学』は信頼できるか(第28報)1,2,3 | |
○浮谷 秀一(東京富士大学)‥‥ 1 血液型と県民性について ○藤田 主一(日本体育大学)‥‥ 2 血液型と民族性について ○大村 政男(日本大学) ‥‥ 3 古川竹二の「団体気質」の問題点を衝く |
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繰り返される自然災害と高齢者のPTSD ━ 2000年三宅島雄山噴火から9年後の坪田地区住民への実態調査から ━ |
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○大森 哲至・藤森 立男・松下 陽一郎 (横浜国立大学大学院国際社会学研究科) |
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人的資源管理施策と個人プロアクティブ行動 ━ 縦断的データに対するSEMを用いた媒介モデルの検討 ━ |
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○竹内 倫和(学習院大学経済学部) 太田 さつき・髙石 光一・岡村 一成(東京富士大学経営学部) |
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江戸時代の犯罪者プロファイリング ━ 長崎犯科帳を使用した殺人犯罪情報分析 ━ | |
○田山 允俊・永瀨 彩・谷本 郁子(関西国際大学大学院人間行動学研究科) 川瀧 節子(関西国際大学) 桐生 正幸(関西国際大学大学院) |
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聞き手と話し手の笑顔度測定における相互影響過程の移動相互相関分析 | |
○安原 久美子(帝塚山大学大学院人文科学研究科) |
[敬称略,○印は責任発表者,所属は受賞当時,順不同]
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[お知らせ]公開シンポジウム2011
[テーマ] 『“まさか!”の応用心理学 ━ 災害時はこうする ━』
東日本大震災や原発事故は,「時」「場所」「規模」が想定外だっただけではなく,被災者や関係者以外の人々にも想定外の,「まさか!」という心理や行動を呼び起こしました。このような「まさか!」の現象がなぜ起きたのかを応用心理学の観点から,三人の専門家が切り込んだ議論を展開します。「なぜ人は逃げ遅れるのか」「安全といわれていたシステムがなぜ崩壊するのか」「風評被害はどのように広がっていくのか」といった興味深い話題が提供されますので,そこから「災害時にはこうすべきだ」といった新たなヒントを探してみます。 |
[日時] 2011年11月12日(土) 13時30分~16時00分 [場所] 日本体育大学世田谷キャンパス記念講堂 ◆入場・参加費無料(事前申込み不要) [企画] 日本応用心理学会企画委員会 [司会] 藤森 立男 氏(横浜国立大学) |
※画像はクリックで拡大表示されます |
[話題提供]
「自分だけは大丈夫」と思う心の動き
伊坂 裕子 氏(日本大学・自分や他者の性格を知るプロセスの研究では新進気鋭の研究者)
職場に潜む危険と将来予測される事故への備え
深澤 伸幸 氏
(東京富士大学・職場の危険感受性訓練と安全管理に向けた教育プログラムの開発に従事)
風評被害:誤った消費者像が的外れな対策を招く
中谷内 一也 氏(同志社大学・リスク心理学関係の講演や著書多数)
第77回大会 優秀大会発表賞受賞者
日本応用心理学会第77回大会「優秀大会発表賞」
日本応用心理学会
優秀大会発表賞選考委員会
日本応用心理学会では,本年度から年次大会において優れた研究発表を行った研究者および研究発表を表彰することになりました。
先日の常任理事会で,第77回大会における優秀大会発表賞受賞の選考をおこない,以下の発表が受賞となりました。おめでとうございます。
虚偽検出検査における質問および返答の影響 ━ 末梢皮膚血流を指標とした分析 ━ | |
○石岡 綾香・小野 洋平(駒澤大学大学院人文科学研究科) 軽部 幸浩・谷口 泰富(駒澤大学文学部) |
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小児専門病院放射線科におけるヒューマンエラーの事例分析 ━ 子どもの特性とエラーとの関連 ━ |
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○石舘 美弥子(湘南短期大学看護学科) 五十嵐 博(群馬県立県民健康科学大学診療放射線学部) |
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臨地実習で学習困難を経験した時の看護学生のPAC 分析 | |
○那須 美奈子(新潟県立看護大学大学院看護学研究科) 堀 良子 (新潟県立看護大学基礎看護学) |
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看護学生の事故防止教育の検討 ━ 患者の日常生活動作のイメージと危険察知 ━ | |
○西土 泉・佐野 薫・玉木 ミヨ子・今野 葉月・蒲生 澄美子・関口 恵子・宮崎 素子 (埼玉医科大学短期大学) |
[敬称略,○印は責任発表者,所属は受賞当時,順不同]
[お知らせ]公開シンポジウム2010
[テーマ] 『なぜ若者は恋をしないのか? ━ 応用心理学からみた恋愛 ━』
「いまの若者は恋をしない。恋愛が嫌い」といわれています。このため,晩婚化も指摘されています。一方で,30代~40代の婚活も盛んです。こうした現象がなぜ生じているのかを応用心理学の観点から,二人の専門家が,その心理と行動について切り込んだ議論を展開します。また,恋愛行動を考える際には,動物行動学や進化論的な視点からの考察も必要です。この分野の代表的な研究者である長谷川先生からは,ヒトの進化史における配偶者選択のあり方が現代の恋愛や結婚にどう影響しているのか,興味深い話題が提供されます。 |
[日時] 2010年11月13日(土) 13時00分~15時30分 [場所] 東京富士大学 本館1階 ◆入場・参加費無料(先着150名) [企画] 日本応用心理学会企画委員会 [司会] 大坊 郁夫 氏(大阪大学) |
※画像はクリックで拡大表示されます |
[話題提供者]
恋がうまくいく方法を心理学は教えてくれるのか?
谷口 淳一 氏(帝塚山大学・恋愛心理学では新進気鋭の研究者)
恋愛の進展:異性のこころの理解
川名 好裕 氏(立正大学・恋愛の自己呈示の研究で活躍)
進化生物学から見たヒトの配偶者選択と恋愛
長谷川 眞理子 氏(総合研究大学院大学・国内外のメディアでも著明な人類学者)