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10月, 2016:

メールニュース Vol. 110 2016年10月14日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 110
2016年10月14日
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日本応用心理学会会員各位

 日本心理学諸学会連合事務局より公認心理師法の施行に向けてお知らせがございます。

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公認心理師カリキュラム等検討会の情報
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「公認心理師カリキュラム等検討会」が組織され,既に2回の会議(9月20日,10月4日)が開催されております。子安理事長はこの会の構成員,沢宮事務局長はワーキングチームのメンバーとなっています。この会議は公開で開催され,議題等,資料等は厚生労働省の次のURLに掲載されています。

厚生労働省 公認心理師カリキュラム等検討会
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syougai.html?tid=380707

議事録および議事要旨は確定し次第,ここに掲載されます。今後,順次,情報はここに掲載されますので,適宜チェックしていただきますようお願い致します。

メールニュース Vol. 109 2016年10月8日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 109
2016年10月8日
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日本応用心理学会会員各位
学会活性・研究支援委員会より,第83回大会会員総会にて了承されました「若手会員研究奨励賞」について,お知らせがございます。


1.若手会員研究奨励賞とは

日本応用心理学会では,若手会員の研究活動を支援することを目的に,新たに「若手会員研究奨励賞」を設け,今年度より募集を開始することになりました。2016年度につきましては,下記の要領で募集いたします。奮ってご応募ください。

2.募集について

◆主旨

  • 日本応用心理学会の若手会員による優れた研究活動を支援することを目的とします。
  • 2016年度の採択予定件数は3件,研究奨励金は1件当たり10万円とします。
  • 研究奨励金の使途は自由で,領収書等の提出は不要です。

◆応募資格

  • 2016年4月1日時点で30歳以下の者。
  • 本学会の院生会員で2016年度の会費を納めている者。
  • 学術論文(単著または筆頭著者)または学会発表(責任発表者)の研究業績を持つ者。
  • ただし,学振研究員や大学,研究機関,企業等で常勤職にある者は応募できません。

◆選考方法

  • 事前審査として,機関誌編集委員会の部門別編集委員が当該部門からの応募者が提出した研究計画書と研究業績を評価します。
  • 事前審査の結果を踏まえ,選考委員会において優れた研究計画書を提出した応募者の中から受賞候補者を選考します。
  • 選考委員会の委員は4名以上(学会活性・若手支援担当常任理事1名,常任理事2名,理事1~2名)から構成されます。なお,候補者の関係者は選考に参加しません。
  • 2017年3月に開催される常任理事会で受賞候補者が推薦され,決定されます。

◆応募方法

  • 所定の書式による応募用紙(A4用紙3枚)に必要事項を記入の上,研究業績1点(コピー可)を添え,封筒に「若手会員研究奨励賞応募書類」と明記の上,簡易書留またはレターパックで郵送してください。
  • 応募用紙の書式は日本応用心理学会Webサイトよりダウンロードできます。
  • 応募締め切り:2016年12月2日(金)当日消印有効です。

◆送付先
  〒158-8508
  東京都世田谷区深沢7-1-1
  日本体育大学教育心理学教室内 日本応用心理学会事務局 宛


メールニュース Vol. 108 2016年10月3日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 108
2016年10月3日
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日本応用心理学会会員各位

日本応用心理学会 平成27年度公開シンポジウム
テーマ:調査法のいま ~ 理論と技法,実践,そして展望 ~

 社会科学における研究手法として,調査は欠かすことのできないものであり,質問紙法を筆頭に,観察やインタビューなど,さまざまな手法を駆使してさまざまな場面でデータが収集され,分析がなされて,科学の発展に寄与しています。心理学系や社会学系の大学・大学院でもカリキュラムの中には必ず調査法に関する教育が含まれています。
 それだけ私たちにとって身近なものとして意識されている「調査」ですが,ではその理論や技法について,私たちはどれほど正確な知識を持ち合わせているでしょうか。また,最近はインターネット上でのいわゆるWeb調査なども頻繁に行われるようになっていますが,私たちはそうした新しい調査技法についてどれほど正確な知識を持ち合わせているでしょうか。そして,調査の技法や実践の発展に,心理学はどのように貢献していくことができるのでしょうか。
 今回の公開シンポジウムでは,調査の方法論や技法についての「いま」を俯瞰し,今後の展望について探っていきたいと考えています。話題提供をお願いした3名の研究者は,調査についての理論や技法について研究されている方,あるいはフィールドでの実践経験豊かな方であり,いずれも今回のテーマに適した話題を提供いただける方々です。
 企画委員会としては,この公開シンポジウムをきっかけに,応用心理学の世界でも調査法に関する議論が大いに盛り上がることを期待しています。

日本応用心理学会   
企画委員長 角山 剛

場所:東京未来大学(東京都足立区千住曙町34-12)
後援:東京未来大学モチベーション研究所

  入場・参加費無料(事前申し込み不要)

【企画】 日本応用心理学会企画委員会
     角山 剛(東京未来大学)

【司会】 谷口 淳一(帝塚山大学)

【話題提供者】
(1)木村 邦博(東北大学文学研究科)
  予備調査・プリテストの革新  学際的研究をめざして
(2)山田 一成(東洋大学社会学部)
  Web調査の可能性と課題  調査票設計とパネル管理
(3)石阪 督規(埼玉大学基盤教育研究センター)
  「ワークショップ型」調査の可能性  地域課題の解決に向けて

【指定討論者】
  田崎 勝也(青山学院大学国際政治経済学部)
  浮谷 秀一(東京富士大学経営学部)

◆アクセス
 住 所:〒120-0023 東京都足立区千住曙町34-12
 最寄駅:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分
     または京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分。
     詳しくは下記大学ホームページをご覧ください。
     http://www.tokyomirai.ac.jp/info/access.html

以上


[お知らせ]公開シンポジウム2016

[テーマ] 『調査法のいま ~ 理論と技法,実践,そして展望 ~』

 社会科学における研究手法として,調査は欠かすことのできないものであり,質問紙法を筆頭に,観察やインタビューなど,さまざまな手法を駆使してさまざまな場面でデータが収集され,分析がなされて,科学の発展に寄与しています。心理学系や社会学系の大学・大学院でもカリキュラムの中には必ず調査法に関する教育が含まれています。
 それだけ私たちにとって身近なものとして意識されている「調査」ですが,ではその理論や技法について,私たちはどれほど正確な知識を持ち合わせているでしょうか。また,最近はインターネット上でのいわゆるWeb調査なども頻繁に行われるようになっていますが,私たちはそうした新しい調査技法についてどれほど正確な知識を持ち合わせているでしょうか。そして,調査の技法や実践の発展に,心理学はどのように貢献していくことができるのでしょうか。
 今回の公開シンポジウムでは,調査の方法論や技法についての「いま」を俯瞰し,今後の展望について探っていきたいと考えています。話題提供をお願いした3名の研究者は,調査についての理論や技法について研究されている方,あるいはフィールドでの実践経験豊かな方であり,いずれも今回のテーマに適した話題を提供いただける方々です。
 企画委員会としては,この公開シンポジウムをきっかけに,応用心理学の世界でも調査法に関する議論が大いに盛り上がることを期待しています。
[日時] 2016年11月19日(土)
       13時30分~16時(予定)

[場所] 東京未来大学
     東京都足立区千住曙町34-12

     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

     最寄駅からの道順
     東京未来大学をGoogle マップで確認する

[企画] 日本応用心理学会企画委員会
     角山 剛 氏(東京未来大学)

[共催] 東京未来大学モチベーション研究所

[司会] 谷口 淳一 氏(帝塚山大学)

公開シンポジウム2016のポスター
※画像はクリックで拡大表示されます
[話題提供者]
(1) 予備調査・プリテストの革新  学際的研究をめざして
木村 邦博 氏(東北大学文学研究科)

 1980年代半ばから,認知科学等の知見や方法にもとづいて調査法を改善しようという学際的アプローチが発展してきた。特に予備調査・プリテストに関しては,従来の方法はいきなり「本番同様の舞台稽古」をするようなものだったという反省から,代替的あるいは補完的な方法が推奨されるようになった。それには,認知面接法,行動コーディング,パラデータ分析,無作為配分実験,統計的モデリングにもとづくデータ解析,などがある。この報告では,統計的モデリングにもとづく既存データの解析の一例として,複数回答形式質問における黙従傾向の問題を潜在クラス分析によって検討した研究を紹介し,無作為配分実験研究などへの展開について考察する。
(2) Web調査の可能性と課題  調査票設計とパネル管理
山田 一成 氏(東洋大学社会学部)

 わずかな研究費で成人男女1,000人の調査が可能。たった2日で10,000人規模の大調査が完了。そんな実証研究を現実のものとする公募型Web調査は,今,日本で最も頻繁に使われ,大きな期待を集める調査法である。しかし,そうしたWeb調査は本当に正しく使われているだろうか。回答形式を変えただけで大幅に低下する回答率。予想もしなかった因子パターンの析出。そんな結果に直面し,「どこで間違った?」と思った研究者も少なくないのではないか。本報告では,そんな現状を少しでも改善すべく,Web調査の方法論的基礎研究のなかから,日本における試行と研究成果を紹介する。
(3) 「ワークショップ型」調査の可能性  地域課題の解決に向けて
石阪 督規 氏(埼玉大学基盤教育研究センター)

 これまでのローカルコミュニティ調査には,「対象者の本音がなかなかつかめない」「言語化しにくい情報を把握できない」などの課題があるといわれてきた。こうしたなか,対象者自らが,考え,語り,対話することで,アンケートやインタビューでは得られないリアリティのある意見をデータとして取得する「ワークショップ」を取り入れた調査手法が,近年注目されている。「ワークショップ」を用いたコミュニティ調査の事例をふまえ,それらの今日的意義と課題について報告する。
[指定討論者]
(1) 田崎 勝也 氏(青山学院大学国際政治経済学部)
(2) 浮谷 秀一 氏(東京富士大学経営学部)


◆アクセス

TokyoMirai

TokyhoMirai_Rosen


◆写真で道案内(東武伊勢崎線「堀切」駅)

◆写真で道案内(京成本線「京成関屋」駅)