日本応用心理学会 Rotating Header Image

シンポジウム

公開シンポジウム[2023]

[テーマ] ネガティブな感情・心理の活用と応用

 後悔やストレス等のネガティブな感情・心理は 「経験しないほうがよいもの」「不必要なもの」「回避すべきもの」と考えられてきた。 しかしながら 「それらがあったからこそ今の自分がある」 「自分自身が成長できた」というように, 自分自身を成長させる側面もある。 つまり「どのように活用するか」が重要になる。 そこで最先端の研究をしている方々をお招きし, 「ネガティブな感情・心理が生じるメカニズム」 「対処・活用方法」「モデル化・応用」について, 具体的な事例を交えながら議論する。
[日時]2023年12月17日(日)
14時00分~16時30分


画像をクリックすると拡大表示

[場所]筑波大学(東京キャンパス)134講義室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
入場・参加費無料,事前予約不要
◆アクセス:
丸ノ内線 茗荷谷駅下車 「出口1」徒歩5分
◆問い合わせ先:
 j-aap[at]ibi-japan.co.jp
[at]はアットマーク
[企画]日本応用心理学会 企画委員会
[司 会]
  小嶋 理江 氏(名古屋大学)
[話題提供]
  上市 秀雄 氏(筑波大学)  後悔が生じるメカニズムと対処法
  讃井 知 氏(上智大学)  社会システムで考える家族関係
  永岑 光恵 氏(東京工業大学)  ストレスの捉え方とレジリエンス
  藤井 陽一朗 氏(明治大学)  意思決定の結果が複数の属性であらわされる場合の選好表現
[指定討論]
  楠見 孝 氏(京都大学)

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


[企画]
[司会・理事長]
司会 理事長
[話題提供者・指定討論者]
話題提供者
話題提供者
話題提供者
話題提供者
指定討論者
[当日の写真]

公開シンポジウム[2022]

[テーマ] いわゆる「あおり運転」について考える!

 重大な事件が発生し,「あおり運転」が大きく注目された。2020年6月30日に改正道路交通法が施行され,「急な割り込み」「不要な急ブレーキ」「車間距離の不保持」などの10項目をあおり運転と定義し,罰則が適用されることとなった。しかしながら,1年後に行われた民間の意識調査において,他人の運転に変化を感じないという回答が7割超という結果も出ており,あおり行為がいまだに行われていることも現状であるといえる。自動車内という閉じられた空間にいるドライバによる行動であり,研究対象としにくかったなどの背景もあり,心理学的に重要なトピックであるにも関わらず,研究としてあまり活発に議論されてこなかった。メディアにおける話題性の高いトピックという位置付けではなく,心理学的に多方面からあおり運転に関わる事象にアプローチし,今後の研究のための足掛かりとすることを目的とし,本シンポジウムを企画した。
[日時]2022年11月19日(土)
13時00分~16時00分


画像をクリックすると拡大表示

[場所]名古屋大学(東山キャンパス)
野依記念学術交流館
2Fカンファレンスホール
〒464-8602 名古屋市千種区不老町
入場・参加費無料
 事前参加登録(定員100名まで)

◆申し込みリンク:
https://fs219.xbit.jp/p739/form1/

◆問い合わせ先:
 kojimamasa[at]mirai.nagoya-u.ac.jp
[at]はアットマーク
[企画]日本応用心理学会 企画委員会
[共催]名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所(GREMO)
ライフスタイル革命のための超学際移動イノベーション人材養成学位プログラム(TMI)
[後援]日本交通心理学会
[司 会]
  小嶋 理江 氏(名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所 特任助教)
[話題提供]
  中井 宏 氏(大阪大学大学院人間科学研究科 准教授)
「あおり運転に関する研究の概観」
あおり運転研究に関する国内外の研究レビュー。
 
  岡村 和子 氏(科学警察研究所 交通科学部 交通科学第二研究室 研究室長)
「運転中のイライラからあおり運転まで - 攻撃的運転スペクトラムとしての理解 -」
いわゆる「あおり行為」(妨害運転)は,攻撃的運転傾向をスペクトラムとして捉えた場合の,極端かつ結果が重大な事例と解釈できる。あおり運転で検挙された加害者の事件資料から,いくつか事例を紹介するとともに,様々な交通違反で行政処分を受けたドライバーに行った調査結果についても触れる。
 
  大隅 尚広 氏(千葉大学大学院人文科学研究院 准教授)
「自己制御の認知神経科学 - あおり運転への示唆 -」
感情(怒り)と身体的反応(生理的反応)をセットで捉え,行動してしまう原因に関する神経心理学の面から考察。
 
  村山 綾 氏(近畿大学国際学部 准教授)
「なぜ人は被害者を責めるのか - あおり運転の場合 -」
煽られる方にも問題があるという論調も世間にはあることを踏まえ,公正世界仮説(被害者に落ち度を求める心理を説明する仮説)を用いて社会心理学の面から考察。
[指定討論]
  谷口 俊治 氏(椙山女学園大学文化情報学部 教授)

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


[司会・理事長]
司会 理事長
[話題提供者・指定討論者]
話題提供者
話題提供者
話題提供者
話題提供者
指定討論者
[当日の写真]

公開シンポジウム[2021]

[テーマ] 「カスタマーハラスメント - 心理学的アプローチの可能性を探る -」

 今,日本において,カスタマーハラスメントが大きな社会問題となっている。消費者が,店員や担当窓口に対し過度な苦情や要求を行う「悪質なクレーム」が多発しており,その行為がハラスメントとなって精神的ケアを必要とする事案が生じているのである。
 これまで悪質なクレームに対しては,担当者の経験に基づく応対や法的措置にて対応を行ってきた。しかしながら,クレームタイプの多様化,悪質性判別の困難さ,手段の潜在化などにより,従来の方法では対処しきれない状況となり,新たな対応の構築が迫られている。
 そこで今回,最前線でこの問題に取り組んでいる方々をお招きし,現在のカスタマーハラスメントの実際を明らかにし,これからの対応について,心理学による研究アプローチの可能性を探り研究成果の社会への応用,実装を検討してみたい。
[日時]2021年12月11日(土)
13時30分~16時00分


画像をクリックすると拡大表示

[場所]東洋大学 白山キャンパス 1号館 1102教室
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
入場・参加費無料
入場は,東洋大学8号館正門より,
体温チェックを受けご入場ください。
[企画]日本応用心理学会 企画委員会
[共催]一般社団法人 ココロバランス研究所
[司 会]
  小嶋 理江 氏(名古屋大学)
[話題提供]
  桐生 正幸 氏(東洋大学)
  島田 恭子 氏(東洋大学・(社)ココロバランス研究所)
  安藤 賢太 氏(UAゼンセン)
  近藤 修 氏(日本対応進化研究会)
  阿部 光弘 氏(三井住友海上火災保険株式会社)
  宮中 大介 氏(慶応義塾大学・(株)ベター・オプションズ)
[指定討論]
  上市 秀雄 氏(筑波大学)

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


公開シンポジウムの記録動画(2022年1月末までの限定公開

Video on youtube
※画像をクリックすると動画が視聴できます


司会 理事長
[話題提供者]
指定討論者

[当日の写真]

公開シンポジウム[2019]

[テーマ] 「妖怪と心理学:私たちが得たもの失ったもの」

 「妖怪」は古来,類まれなる多様性と社会や人間に対する機能を持ち,我々日本人の社会や文化に溶け込んできた。しかしながら,現代の「妖怪」は娯楽という社会的機能のみを持つキャラクターと化してしまった。このような「妖怪」の社会的機能や位置付けの変化は,日本人の心理的側面にも変容をもたらしたと考えられる。本シンポジウムでは,現代社会で喪失し,また,新たに獲得した「妖怪」について,心との関連を通し,深く考察してみたい。
[日時]2019年11月30日(土)
13時30分~16時00分(予定)


画像をクリックすると拡大表示

[場所]東洋大学 白山キャンパス
8B11教室
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
入場・参加費無料(事前申込み不要)
[企画]日本応用心理学会 企画委員会
桐生 正幸 氏(東洋大学,(社)社会行動研究会)
[共催](社)社会行動研究会
[司 会]
  桐生 正幸 氏(東洋大学,(社)社会行動研究会)
[挨 拶]
  竹村 牧男 氏(東洋大学 学長)
[話題提供]
  (1)軽部 幸浩 氏(日本体育大学)
  (2)高橋 綾子 氏(東洋大学)
  (3)飯倉 義之 氏(國學院大學)
[指定討論]
  吉川 肇子 氏(慶應義塾大学)

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


[当日の写真]
司会
理事長  
東洋大学学長  
話題提供者
話題提供者
話題提供者
指定討論者

特別講演:アニメに見る「感情の谷」

日時:8月25日(日) 13:00 ~ 14:30
場所:日本大学商学部 1303教室

企者:日本応用心理学会第86回大会委員会
司会:外島 裕 氏(大会委員長)
日本大学 商学部

講師 横田 正夫 氏

(日本大学 文理学部心理学科 教授)


準備中

大会企画 シンポジウム

日時:8月24日(土) 13:30 ~ 15:30
場所:日本大学商学部 1303教室

企者:日本応用心理学会第86回大会委員会
司会:外島 裕 氏(大会委員長)
日本大学 商学部

グローバル人材の育成  大学での留学制度の活用からグローバル・コンピテンシーへの発展

企   画:日本応用心理学会第86回大会委員会
司 会 者:外島 裕 氏(大会委員長)
話題提供者:眞⾕ 国光 氏(早稲⽥⼤学総⻑室/国際部)
話題提供者:橋上 愛⼦ 氏(東京海上⽇動メディカルサービス株式会社)
話題提供者:Mr. Bryan Sherman(Gramercy Engagement Group, Inc.)
指定討論者:井上 孝代 氏(明治学院⼤学)
⽩⽊ 三秀 氏(早稲⽥⼤学政治経済学術院)

公開シンポジウム[2018]

[テーマ] 「自動運転が社会的に受け入れられるために」

 自動車の運転支援・自動運転の技術開発が急速に進みつつある。世界中で自動運転に関する様々な試みが行われ,人間が自ら自動車を運転することがない未来がすぐ近くまで来ているように感じられる。しかし自動運転にはまだ多くの解決すべき問題が残されており,その中の一つが自動運転に対する社会的受容である。新しい技術は,それを利用する人間が技術を理解・信頼し,「使ってもよい」「使いたい」と思って初めて受け入れられるが,これらはまさに使う側の心理の問題である。本シンポジウムでは自動運転を社会が受容するために,技術開発側とユーザ側の双方に何が必要となるのかを考えたい。
[日時] 2018年12月15日(土)
       13時30分~16時00分(予定)

[場所] 立正大学 品川キャンパス
     11号館5階 1151教室
     〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16
     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

[企画] 日本応用心理学会 企画委員会
     篠原 一光 氏大阪大学大学院人間科学研究科

[共催] 日本認知心理学会 安全心理学研究部会


画像をクリックすると拡大表示

[話題提供者]
(1) 赤松 幹之 氏産業技術総合研究所自動車ヒューマンファクター研究センター
 ヒューマンファクターから見た自動運転技術の現状
(2) 小木津 武樹 氏群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター
 自動運転の社会実験から見えてくるもの
(3) 三輪 和久 氏名古屋大学情報文化学部
 自動システムに対する信頼と過信
(4) 八木 絵香 氏大阪大学COデザインセンター
 技術の社会的受容
[指定討論者]
  芳賀 繁 氏社会安全研究所

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


大会企画 シンポジウム

日 時:8月26日(日) 13:00 ~ 14:30
場 所:大阪大学人間科学部 本館51講義室(キャノピーホール)

企者:日本応用心理学会第85回大会委員会
司会:中井 宏 氏(大会事務局長)
大阪大学 人間科学研究科/人間科学部

心理学諸領域から交通安全を斬る

話題提供者:大谷 亮 氏(一般財団法人日本自動車研究所)
話題提供者:小菅 英恵 氏(公益財団法人交通事故総合分析センター/筑波大学大学院)
話題提供者:島崎 敢 氏(国立研究開発法人防災科学技術研究所)
指定討論者:志堂寺 和則 氏(九州大学大学院システム情報科学研究院)

特別講演:行動経済学とナッジ

日 時:8月25日(土) 13:20 ~ 14:20
場 所:大阪大学人間科学部 本館51講義室(キャノピーホール)

講師 大竹 文雄 氏
(大阪大学大学院経済学研究科 教授)

企画者:日本応用心理学会第85回大会委員会
司 会:臼井 伸之介 氏(大会委員長)

大阪大学 人間科学研究科/人間科学部

公開シンポジウム[2017]

[テーマ] 「暴力的な絆はなぜ生じるのか;DVの予防に向けて」

 家族をはじめとする「絆」は愛着の源として人を幸せにする,はずです。しかしそれが人を縛りつけ暴力源になってしまうこともあります。どうしてでしょうか?この問いに答えるには,人間関係に関して豊富な知見をもつ社会心理学が役立ちます。愛し合う二人の間でなぜ暴力が生じ,エスカレートするのか?DVを未然に防ぐにはどうすればよいか?このシンポジウムでは,対人心理の視点からDVのエスカレート・プロセスを理解し,どのような予防が可能かについて考えます。
 3人の話題提供者の発言を受けて,ともに気鋭の社会心理学者であり,規範遵守や逸脱に詳しい村上史朗先生,反社会的行動や社会的逸脱に詳しい吉澤 寛之先生に指定討論をして頂き,議論を深めます。

公開シンポジウム2017のポスター
画像をクリックすると拡大表示

[日時] 2017年11月18日(土)
       14時00分~16時30分

[場所] 帝塚山大学 学園前キャンパス16号館
     奈良県奈良市学園南3-1-3

     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

[企画] 日本応用心理学会 企画委員会
     企画協力
     相馬 敏彦(広島大学大学院社会科学研究科)

[司会] 谷口 淳一(帝塚山大学)
     相馬 敏彦(広島大学大学院社会科学研究科)

[話題提供者]
(1) 相馬 敏彦(広島大学大学院社会科学研究科)
 概要:親密な関係で暴力がエスカレートしやすいのはなぜか,二人の問題は二人でしか解決できないのかといった問題について,その解決の糸口を提供する知見を紹介する。その上で,DVの予防や解決に果たす社会心理学の可能性を提示する。
(2) 伊藤 言(東京大学大学院人文社会系研究科)
 概要:「関係の永続を願う気持ち」や「運命の出会いを信じる気持ち」といった抽象的な考えや信念が,相互作用のインパクト評価に及ぼす影響について,経験サンプリング法を用いて検証した結果を報告する。
(3) 山中 多民子(武蔵野大学大学院人間社会研究科)
 概要:「起きる前に防ぐ」という一次予防の視点から行われたDV予防プログラムの内容とその効果について報告する。現場のさまざまな制約の下で,DVに関する心理学の知見をどのように予防へと実装させることができるのかを考える。
[指定討論者]
(1) 村上 史朗(奈良大学社会学部)
(2) 吉澤 寛之(岐阜大学大学院教育学研究科)

公開シンポジウムは多くの皆さまにご参加いただき,
盛会のうちに終えることができました。


[当日の写真]
16号館写真
司会
理事長
帝塚山大学学長
企画委員長
話題提供者
指定討論者
会場の風景


※各画像はクリックで拡大表示されます