日本応用心理学会 第82回大会懇親会 時間:18:00 ~ 20:00 場所:東京未来大学 学生ホール |
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JAAP The Japan Association of Applied Psychology |
日時:9月5日(土) 13:40 ~ 15:40
場所:東京未来大学 B422
司会者 田中 真介 氏(京都大学国際高等教育院) 話題提供者 指定討論者 |
誰もが住みやすい社会で自分の価値を高め,満足した生き方をしたいと考えているものの,現実にはそう簡単ではない。時には,自分の意思とは関係なく,理不尽な誘惑を受けたり,気づかないままに,特定の集団のメンバーとして抜き差しならない状況に陥っている場合もある。しかも,それは,年齢にはかかわらない。「オレオレ詐欺」,「悪徳商法」,「エセ宗教カルト」などの悪弊は後を絶たない。しかも,残念なことは,これらの被害の背景には,いい人生をおくりたい,他人を助けたいなどwell-beingを目指す心があることである。誰もが満足できる幸せな社会に生き,価値ある人生をおくりたいと願いながら,それが裏切られる。そこからどのようにして脱却するのか,個々人がどう行動し,どのような人間関係,社会を築く努力をすればいいのであろうか。若者,シニア世代,コミュニティ社会を各々の切り口として,3人の話題提供を受けて考え,アクションを取る工夫をしていきましょう。 |
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[テーマ] 『社会貢献の心理学 ~ 司法と地域連携について ~』
1999年の司法制度改革開始以降,一般の人々も司法に関心を抱く機会が増えた。しかしながら,向けられる関心の領域は限定されており,裁判後の過程についての理解は十分に進んでいない。特に刑務所については,知識不足による偏ったイメージの先行が,施設に対する偏見や出所者を社会的に排斥しようとする傾向を生み出している。心理学の研究領域においても,裁判に至る過程までについて比較的多くの研究が蓄積されている一方,刑事施設で何が行なわれているのか,あるいは出所した人が社会にどう復帰していくべきかについては十分な関心が払われていないのが現状である。 より安心・安全な社会の実現には,矯正のシステムが「可視化」され,知識不足に基づく偏見の低減が,社会全体として進むことが重要である。しばしば指摘される再犯の問題についても,その対応には,出所者を包摂するための社会システムの構築,司法と地域との連携の活発化が不可欠である。 本シンポジウムでは,司法と地域連携にかかわる様々な取り組みについて,現場で活動する方々からお話をうかがいながら,現在どのようなことが日本社会で問題になっているのかを意識化し理解を深めていく。刑務所では何が行なわれているのか,そこから出所した人はどうなっているのか,何が問題なのか,心理学者にできることは何か,について皆さんとともに考えていきたい。 |
[日時] 2014年12月14日(日) 13時30分 ~ 16時
[場所] 立正大学 品川キャンパス 11号館1152室
東京都品川区大崎4-2-16
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[企画] 日本応用心理学会企画委員会 上瀬 由美子(立正大学心理学部教授) [後援] 東京都品川区,立正大学心理学部 [司会] 上瀬 由美子(立正大学心理学部教授)
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[話題提供] (1)上瀬 由美子(立正大学心理学部教授) 司法と地域連携の重要性について ~住民意識調査の結果から~ (2)手塚 文哉(前 島根あさひ社会復帰促進センター長 現 東京矯正管区) 今後の刑事施設の在り方について (3)松尾 和英(品川区保護司) 品川区における保護司活動からみた地域連携の実際 (4)坂上 香(映画監督「ライファーズ 終身刑を超えて」) 映画製作過程で考えた矯正施設のあり方について [指定討論者] 藤森 立男(立正大学心理学部教授) |
[当日の写真] | ||
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会場の風景 | ||
理事長 | ||
話題提供者 | ||
指定討論者 |
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[テーマ] 『well-beingの心理学
~ 今,そしてこれからのwell-being研究の応用・実践 ~』
自分の住む社会が豊かで安定したものであるように誰もが願っているはずである。そしてわれわれが満足できる,生きがいが得られる,そういう意味でのwell-beingを願いながらも,現実にはなかなか果たせないものでもある。 これまで,生活の利便性,物質的な豊かさを求めてきたのが人間社会の歴史のようにも考えられる。その動機は生活の仕方の選択の可能性,思考の可能性を広げてきたと言えよう。しかし,それが,高質の生き方に直結しているとは考え難いことが少なくない。 さらに,時代による変化もあるが,大勢を占める価値観は個人を超えて同じではないので,それぞれ異なった視点からwell-beingを追求し,結果的になかなか個人を超えて一致することも少ないかのようである。しかし,どこかに「合理解」はあるはず。人類が常にどう生きていったらいいのかとの解を求め続けることがその証明になろう。 well-beingを主題として,心理学的視点から,どのようにして個人の求めるwell-beingと,社会としてのwell-beingを同時に高めていけるのか。その合理解をどう求めていけるのかについて考えたい。そして,これまでのwell-beingにかかわる研究の流れをふまえながら,さらにこの先,どのようにしてwell-being研究をより実践的,応用的に展開していったらいいのかについて議論したい。 すべからくwell-beingは個人―関係―社会・環境とのつながりの中でこそ問題にできるものであり,この点からの話題提供を受け,皆さんとともに考えていきたい。 |
[日時] 2013年12月7日(土) 13時30分 ~ 16時
[場所] 東京未来大学 B棟421教室
東京都足立区千住曙町34-12
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[企画者] 日本応用心理学会企画委員会 [後 援] [司会者] [話題提供者] [指定討論者] |
[当日の写真] | ||
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企画者 | ||
理事長 | ||
話題提供者 | ||
指定討論者 |
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