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お知らせ

[お知らせ]公開シンポジウム2014

[テーマ] 『社会貢献の心理学 ~ 司法と地域連携について ~』

 1999年の司法制度改革開始以降,一般の人々も司法に関心を抱く機会が増えた。しかしながら,向けられる関心の領域は限定されており,裁判後の過程についての理解は十分に進んでいない。特に刑務所については,知識不足による偏ったイメージの先行が,施設に対する偏見や出所者を社会的に排斥しようとする傾向を生み出している。心理学の研究領域においても,裁判に至る過程までについて比較的多くの研究が蓄積されている一方,刑事施設で何が行なわれているのか,あるいは出所した人が社会にどう復帰していくべきかについては十分な関心が払われていないのが現状である。
 より安心・安全な社会の実現には,矯正のシステムが「可視化」され,知識不足に基づく偏見の低減が,社会全体として進むことが重要である。しばしば指摘される再犯の問題についても,その対応には,出所者を包摂するための社会システムの構築,司法と地域との連携の活発化が不可欠である。
 本シンポジウムでは,司法と地域連携にかかわる様々な取り組みについて,現場で活動する方々からお話をうかがいながら,現在どのようなことが日本社会で問題になっているのかを意識化し理解を深めていく。刑務所では何が行なわれているのか,そこから出所した人はどうなっているのか,何が問題なのか,心理学者にできることは何か,について皆さんとともに考えていきたい。
[日時] 2014年12月14日(日) 13時30分~16時

[場所] 立正大学 品川キャンパス11号館1152室
     東京都品川区大崎4-2-16
    ※会場へは「山手通り口」をご利用ください

     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

[企画] 日本応用心理学会企画委員会
     上瀬 由美子 氏(立正大学心理学部教授)

[後援] 東京都品川区立正大学心理学部

[司会] 上瀬 由美子 氏

公開シンポジウム2014のポスター
※画像はクリックで拡大表示されます

[話題提供者]
 (1)上瀬 由美子 氏
    司法と地域連携の重要性について ~住民意識調査の結果から~
 (2)手塚 文哉 氏(前 島根あさひ社会復帰促進センター長 現 東京矯正管区)
    今後の刑事施設の在り方について
 (3)松尾 和英 氏(品川区保護司)
    品川区における保護司活動からみた地域連携の実際
 (4)坂上 香 氏(映画監督「ライファーズ 終身刑を超えて」)
    映画製作過程で考えた矯正施設のあり方について

[指定討論者] 藤森 立男 氏(立正大学心理学部教授)


立正大学 品川キャンパスへのアクセス
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立正大学 品川キャンパス


[お知らせ]第82回大会

[会期] 2015年9月5日(土)~6日(日)

[会場] 東京未来大学
〒120-0023
東京都足立区千住曙町34-12
駐車場が限られてますお車での来校はご遠慮ください

[大会委員長]  角山 剛東京未来大学
[副委員長]   出口 保行
[大会事務局長] 鈴木 公啓

地図
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TokyoMirai

TokyhoMirai_Rosen


◆写真で道案内(東武伊勢崎線「堀切」駅)

◆写真で道案内(京成本線「京成関屋」駅)


[お知らせ]公開シンポジウム2013

[テーマ] 『well-beingの心理学  今,そしてこれからのwell-being研究の応用・実践

 自分の住む社会が豊かで安定したものであるように誰もが願っているはずである。そしてわれわれが満足できる,生きがいが得られる,そういう意味でのwell-beingを願いながらも,現実にはなかなか果たせないものでもある。
 これまで,生活の利便性,物質的な豊かさを求めてきたのが人間社会の歴史のようにも考えられる。その動機は生活の仕方の選択の可能性,思考の可能性を広げてきたと言えよう。しかし,それが,高質の生き方に直結しているとは考え難いことが少なくない。
 さらに,時代による変化もあるが,大勢を占める価値観は個人を超えて同じではないので,それぞれ異なった視点からwell-beingを追求し,結果的になかなか個人を超えて一致することも少ないかのようである。しかし,どこかに「合理解」はあるはず。人類が常にどう生きていったらいいのかとの解を求め続けることがその証明になろう。 
 well-beingを主題として,心理学的視点から,どのようにして個人の求めるwell-beingと,社会としてのwell-beingを同時に高めていけるのか。その合理解をどう求めていけるのかについて考えたい。そして,これまでのwell-beingにかかわる研究の流れをふまえながら,さらにこの先,どのようにしてwell-being研究をより実践的,応用的に展開していったらいいのかについて議論したい。
 すべからくwell-beingは個人―関係―社会・環境とのつながりの中でこそ問題にできるものであり,この点からの話題提供を受け,皆さんとともに考えていきたい。
[日時] 2013年12月7日(土)
       13時30分~16時00分

[場所] 東京未来大大学
     東京都足立区千住曙町34-12

     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

[企画] 日本応用心理学会企画委員会

[司会] 大坊 郁夫 氏(東京未来大大学)

公開シンポジウム2013のポスター
※画像はクリックで拡大表示されます

[話題提供]
  上出 寛子 氏(大阪大学)
    人・環境のwell-beingな関係を目指す
  田中 共子 氏(岡山大学)
    社会・文化をつなぐソーシャルサポート
  堀毛 一也 氏(東洋大学)
    持続可能なwell-beingをどう目指すか

[指定討論者]
  藤森 立男 氏(横浜国立大学)
  大坊 郁夫 氏


[お知らせ]第81回大会

[会期] 2014年 8月30日~31日

[会場] 中京大学(名古屋キャンパス)
 〒466-8666
 愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2

[大会委員長] 向井 希宏
[総合事務局長] 尾入 正哲


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Chukyo-u_Rosen
Chukyo-u_Nagoya
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2013年度 学会賞受賞者

日本応用心理学会「学会賞」

日本応用心理学会
学会賞選考委員会

 先日の常任理事会で,学会賞の選考をおこない,以下の論文が受賞となりました。
おめでとうございます。

【論文賞】
[著者]
 Satoko CHO and Rieko KAWAMOTO(Kyushu University Graduate School)
[論文名]
 Development of an Evaluation Scale for the Care of Cancer Patients’ Families in General Wards.
[掲載誌]
 『応用心理学研究』 第38巻 第3号,193-203,2013
【奨励賞】
[著者]
 塩谷 尚正(関西大学大学院社会学研究科)
 土田 昭司(関西大学社会安全学部)
 辻川 典文(神戸親和女子大学発達教育学部)
[論文名]
 原子力発電に関する政府への信頼の規定因:政治的集合効力感と市民の関係性認知に着目した分析
[掲載誌]
 『応用心理学研究』 第38巻 第2号,99-105,2012

[敬称略,所属は論文掲載当時,順不同]

応用心理学研究 第39巻1号

 応用心理学研究 第39巻1号が発行されました。会員のみなさまに送付されていることと思いますが。もしお手元に届ていおられないときには,お手数ですが学会事務局までご一報いただけますよ宜しくお願い申し上げます。

第6回心理学検定の申し込み

 日本応用心理学会は,日本心理学諸学会連合(日心連)に加盟しています。日心連では,毎年1回「心理学検定」を実施しています。心理学検定は,「大学心理学科等の卒業レベルの心理学的知識・能力を測る」ことを目的にしています。
 第6回心理学検定のが2013年8月25日(日)に,全国11会場で実施されます。
 申し込み受け付けは,2013年5月25日~6月25日です。
 詳細につきましては,画面右上の リンク ボタンをクリックしてください。「心理学検定」のホームページを閲覧できます。

若手の国際学会発表支援について

 日本応用心理学会では若手研究者向けのさまざまな支援をしております。
 若手の国際学会発表支援を目的として,『ICAP2014 第28回国際応用心理学会における若手研究者発表支援について』の募集を始めることが先日の常任理事会で審議・承認されました。
 以下の要領にて希望者を募集しますので,奮ってご応募ください。

 第28回国際応用心理学会における若手研究者発表支援について

科学者の行動規範について

 日本応用心理学会は,日本学術会議協力学術研究団体です。本学会に対して,日本学術会議より「科学者の行動規範(改訂版)」が送付されました。
 会員におかれましては,熟読の上,研究活動等に従事くださいますようお願い申し上げます。
 詳細は こちらこちら です。

 日本学術会議:科学者の行動規範(改訂版)

電子投稿システムの運用開始

 2013年4月1日より,論文の電子投稿システムの運用が開始されました。
 これにより,投稿は編集委員会の日程に関係なく,随時受け付けし審査を開始しています。