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11月, 2015:

メールニュース Vol. 84 2015年11月23日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 84
2015年11月23日
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日本応用心理学会 会員各位

日本応用心理学会 平成27年度公開シンポジウム
テーマ:応用心理学の未来 ~ 実社会との連携活動を目ざして ~

 本年9月に開催された日本応用心理学会第82回大会では,正田亘名誉会員より「応用心理学会の歴史と活動,来し方と将来への期待」と題して特別講演をいただきました。講演の中で,将来への期待の一つとして実社会との連携活動の普及が挙げられましたが,そのための研究活動は今後どのような展開が期待されるでしょうか。このシンポジウムでは,研究の最前線で活躍されている気鋭の研究者に話題を提供いただき,研究の応用という点での面白さや意義,課題を,それぞれの領域・視点から語っていただく中で,実社会との連携活動をどのように進めていくことが必要であるか,これからの応用心理学研究活動の方向性を探っていきたいと思います。

日本応用心理学会   
企画委員長 角山 剛

場所:東京未来大学(東京都足立区千住曙町34-12) B棟321教室
共催:東京未来大学モチベーション研究所

  入場・参加費無料(事前申し込み不要)

【企画】 日本応用心理学会企画委員会
     角山 剛(東京未来大学)

【司会】 谷口 淳一(帝塚山大学)

【話題提供者】

(1) 犯罪心理学の視点から:Man vs. Machine論争の先へ
萩野谷 俊平(栃木県警察本部刑事部科学捜査研究所)

犯罪捜査の分野では,これまでに研究知見に基づく意思決定支援システムの開発が行われ,研究の応用について一つの道筋が示されてきた。しかしながら,近年ではそれらのシステムの有効性について,研究者の間で激しい論争が展開されている。そこで本発表では,犯罪捜査の分野で行われた最近の研究について述べた後,意思決定支援システムの有効性に関する論争の経過を解説する。さらに,それらの先に見えてくる新たな応用の展開について考察したい。
(2) 装い心理学の視点から:卑近なテーマがゆえの陰と光
鈴木 公啓(東京未来大学)

装いとは,「身体の外観を変えるために用いるすべてのものやそのための行為,およびその結果としての状態」を意味し,空間的・時間的普遍性を有している。装いに関する研究は,その卑近さゆえに,必ずしも心理学の分野の中で「まっとうな研究テーマ」としてみなされてきたわけではない。しかし,その卑近さゆえに,装い研究には様々なかたちでの応用可能性があると考えられる。そこで本発表では,まず,装いの概念およびこれまでの心理学の中での装いというテーマの扱われ方について話をさせて頂き,その後,いかに装い研究に応用可能性があるかについて,いくつかの例を挙げながら話をさせて頂きたいと考えている。さらに,時間がゆるせば,今後の展望も述べさせて頂けたらと考えている。
(3) 安全心理学の視点から:企業の委託研究から学んだこと,悩んでいること
余村 朋樹(公益財団法人 大原記念労働科学研究所)

発表者がこれまで労働科学研究所で行ってきた研究活動には,競争的資金による研究や,官公庁からの委託研究もあるが,多くは企業からの委託研究である。委託研究のテーマは多岐に渡るが,それらの多くに共通することは,事故・トラブルの事例分析や,質問紙,面接,作業観察などを用いて,当該組織が抱える安全を阻害する要因とそのメカニズムを明らかにするとともに,対策を立案,実行,評価することである。本シンポジウムでは,これまでの研究活動の中で学んだことや現在課題として悩んでいることを開陳してみたい。

[指定討論者]

(1) 深澤 伸幸(東京富士大学)
(2) 沢宮 容子(筑波大学)

[キャンパスの所在地]
〒120-0023
 東京都足立区千住曙町34-12
◆アクセス◆
最寄駅:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分
   または京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分。
   詳しくは下記の大学ホームページをご覧ください。
   http://www.tokyomirai.ac.jp/info/access.html


メールニュース Vol. 83 2015年11月11日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 83
2015年11月11日
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日本応用心理学会会員各位

日本応用心理学会 平成27年度公開シンポジウム
テーマ:応用心理学の未来 ~ 実社会との連携活動を目ざして ~

 本年9月に開催された日本応用心理学会第82回大会では,正田亘名誉会員より「応用心理学会の歴史と活動,来し方と将来への期待」と題して特別講演をいただきました。講演の中で,将来への期待の一つとして実社会との連携活動の普及が挙げられましたが,そのための研究活動は今後どのような展開が期待されるでしょうか。このシンポジウムでは,研究の最前線で活躍されている気鋭の研究者に話題を提供いただき,研究の応用という点での面白さや意義,課題を,それぞれの領域・視点から語っていただく中で,実社会との連携活動をどのように進めていくことが必要であるか,これからの応用心理学研究活動の方向性を探っていきたいと思います。

日本応用心理学会   
企画委員長 角山 剛

場所:東京未来大学(東京都足立区千住曙町34-12) B棟321教室
後援:東京未来大学モチベーション研究所

  入場・参加費無料(事前申し込み不要)

【企画】 日本応用心理学会企画委員会
     角山 剛(東京未来大学)

【司会】 谷口 淳一(帝塚山大学)

【話題提供者】
(1)萩野谷 俊平(栃木県警察本部刑事部科学捜査研究所)
   犯罪心理学の視点から:Man vs. Machine論争の先へ
(2)鈴木 公啓(東京未来大学)
   装い心理学の視点から:卑近なテーマがゆえの陰と光
(3)余村 朋樹(労働科学研究所)
   安全心理学の視点から:企業の委託研究から学んだこと,悩んでいること

【指定討論者】
  深澤 伸幸(東京富士大学)
  沢宮 容子(筑波大学)

◆アクセス
 住 所:〒120-0023 東京都足立区千住曙町34-12
 最寄駅:東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分
     または京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分。
     詳しくは下記大学ホームページをご覧ください。
     http://www.tokyomirai.ac.jp/info/access.html

以上


[お知らせ]公開シンポジウム2015

[テーマ] 『応用心理学の未来 ~ 実社会との連携活動を目ざして ~』

 本年9月に開催された日本応用心理学会第82回大会では,正田亘名誉会員より「応用心理学会の歴史と活動,来し方と将来への期待」と題して特別講演をいただきました。講演の中で,将来への期待の一つとして実社会との連携活動の普及が挙げられましたが,そのための研究活動は今後どのような展開が期待されるでしょうか。このシンポジウムでは,研究の最前線で活躍されている気鋭の研究者に話題を提供いただき,研究の応用という点での面白さや意義,課題を,それぞれの領域・視点から語っていただく中で,実社会との連携活動をどのように進めていくことが必要であるか,これからの応用心理学研究活動の方向性を探っていきたいと思います。
[日時] 2015年12月12日(土) 13時30分~16時(予定)

[場所] 東京未来大学
     東京都足立区千住曙町34-12

     ◆入場・参加費無料(事前申込み不要)

     最寄駅からの道順
     東京未来大学をGoogle マップで確認する

[企画] 日本応用心理学会企画委員会
     角山 剛 氏(東京未来大学)

[共催] 東京未来大学モチベーション研究所

[司会] 谷口 淳一 氏(帝塚山大学)

公開シンポジウム2015のポスター
※画像はクリックで拡大表示されます
[話題提供者]
(1) 犯罪心理学の視点から:Man vs. Machine論争の先へ
萩野谷 俊平 氏(栃木県警察本部刑事部科学捜査研究所)

犯罪捜査の分野では,これまでに研究知見に基づく意思決定支援システムの開発が行われ,研究の応用について一つの道筋が示されてきた。しかしながら,近年ではそれらのシステムの有効性について,研究者の間で激しい論争が展開されている。そこで本発表では,犯罪捜査の分野で行われた最近の研究について述べた後,意思決定支援システムの有効性に関する論争の経過を解説する。さらに,それらの先に見えてくる新たな応用の展開について考察したい。
(2) 装い心理学の視点から:卑近なテーマがゆえの陰と光
鈴木 公啓ともひろ(東京未来大学)

装いとは,「身体の外観を変えるために用いるすべてのものやそのための行為,およびその結果としての状態」を意味し,空間的・時間的普遍性を有している。装いに関する研究は,その卑近さゆえに,必ずしも心理学の分野の中で「まっとうな研究テーマ」としてみなされてきたわけではない。しかし,その卑近さゆえに,装い研究には様々なかたちでの応用可能性があると考えられる。そこで本発表では,まず,装いの概念およびこれまでの心理学の中での装いというテーマの扱われ方について話をさせて頂き,その後,いかに装い研究に応用可能性があるかについて,いくつかの例を挙げながら話をさせて頂きたいと考えている。さらに,時間がゆるせば,今後の展望も述べさせて頂けたらと考えている。
(3) 安全心理学の視点から:企業の委託研究から学んだこと,悩んでいること
余村 朋樹 氏(公益財団法人 大原記念労働科学研究所)

発表者がこれまで労働科学研究所で行ってきた研究活動には,競争的資金による研究や,官公庁からの委託研究もあるが,多くは企業からの委託研究である。委託研究のテーマは多岐に渡るが,それらの多くに共通することは,事故・トラブルの事例分析や,質問紙,面接,作業観察などを用いて,当該組織が抱える安全を阻害する要因とそのメカニズムを明らかにするとともに,対策を立案,実行,評価することである。本シンポジウムでは,これまでの研究活動の中で学んだことや現在課題として悩んでいることを開陳してみたい。
[指定討論者]
(1) 深澤 伸幸 氏(東京富士大学)
(2) 沢宮 容子 氏(筑波大学)


◆アクセス

TokyoMirai

TokyhoMirai_Rosen


◆写真で道案内(東武伊勢崎線「堀切」駅)

◆写真で道案内(京成本線「京成関屋」駅)


メールニュース Vol. 82 2015年11月8日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 82
2015年11月8日
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日本応用心理学会会員各位

 「日本心理学諸学会連合」から,加盟学会へ下記の通知が届きましたので,会員の皆様へお知らせいたします。

<以下,本文>—————————————–
> 日本心理学諸学会連合
> 加盟学会 御中
>
> 平素より大変お世話になっております。
> 日本心理学諸学会連合事務局でございます。
>
> 子安理事長からの指示によりご連絡申し上げます。
>
> 本日,三団体会談より日心連あてに標記の文書がとどきました。
> つきましては,添付文書にてお送りいたしますので,
> ご高覧のほど,よろしくお願い申し上げます。
>
> 日本心理学諸学会連合事務局
—————————————–<本文 おしまい>

――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ 添付文書の抜粋 ◆
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日本心理学諸学会連合 様

三団体会談

三団体会談による「公認心理師教育カリキュラム案」について

公認心理師法の成立・公布を受けて,このたび平成27年10月31日開催の三団体会談で,日本心理学諸学会連合と臨床心理職国家資格推進連絡協議会のカリキュラム案(いずれも三団体会談ホームページに掲載)を検討し,三団体会談による「公認心理師教育カリキュラム案」を取りまとめましたのでお知らせします。
これらの案は公認心理師法の次の定義に沿うように作成されています。
(定義)

第二条 この法律において「公認心理師」とは,第二十八条の登録を受け,公認心理師の名称を用いて,保健医療,福祉,教育その他の分野において,心理学に関する専門的知識及び技術をもって,次に掲げる行為を行うことを業とする者をいう。
  一 心理に関する支援を要する者の心理状態を観察し,その結果を分析すること。
  二 心理に関する支援を要する者に対し,その心理に関する相談に応じ,助言,指導その他の援助を行うこと。
  三 心理に関する支援を要する者の関係者に対し,その相談に応じ,助言,指導その他の援助を行うこと。
  四 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供を行うこと。
(1) 学部カリキュラム案については,平成26年4月19日 の三団体会談で,2つのカリキュラム案は共通性が多いということで大筋合意が得られていた案を再検討し,取りまとめました。
(2) 大学院カリキュラム案については,10月31日の三団体会談で,2つのカリキュラム案を丁寧に比較検討し,公認心理師法にそって一本化案を取りまとめました。

今後,三団体カリキュラム案の確認が行われるまでは,三団体会談による「公認心理師教育カリキュラム案」をもって,関係機関等に対応していくことに致したいと存じます。
公認心理師教育カリキュラムは,最終的には,厚生労働省・文部科学省のもとでの委員会にて決定されることになります。

【PDF】三団体会談カリキュラム案.pdf