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2002年12月20日発刊

日本応用心理学会ニュースレター No.7

   コミュニケーションの広場

目   次
会長挨拶
  改革路線を継承して …………………………………………… 森下 高冶
第69回大会を終わって …………………………………………… 岡村 一成
次期役員選挙の報告 ………………………………………………… 荻野 七重
第25回国際応用心理学会参加について …………………………… 長塚 康博
国際交流委員会活動について
応用心理学会の鷹揚さ
  公開シンポジウムを終えて …………………………………… 井上 孝代
9.11事件と平和心理学 ………………………………………… 伊藤 武彦
学校教員のタイムカード …………………………………………… 越河 六郎
学会賞を受賞して …………………………………………………… 尾入 正哲
奨励賞を受賞して …………………………………………………… 篠原 一光
第1回研修会を終えて
研究室紹介(4) 中京大学 ……………………………………… 神作 博
2002年度公開シンポジウム


会 長 挨 拶
   改革路線を継承して

森下 高治

岡村理事長,第69回大会会長のあとを受け,この度重責を担うことになりました流通科学大学の森下です。
9月8日の会員総会で画期的な会則の改定案が上程され,これまで学会を代表する理事長と大会を開催する会長が兼任であったのを分離する案(来年4月に新理事長就任)が採択されました。これを受け今まで以上により安定した活力のある学会運営が出来るかと思います。
ところで,季節は冬,師走にあたってわれわれは来年に向けて自らの研究計画・構想をあたためる時期かと思います。歴史のある応用心理学会は諸先輩である先生方によって今日まで支えられ,発展してきましたが,今こそ1946年の応用心理学会第一回復興大会の原点にたって,社会からの応用心理学ならびに学会に対する期待に応えるべく,会員皆様の総力を結集したいと思います。そのためにも,心理系学会が細分化するなか21世紀における応用心理学をより強固にするために会員皆様と大いに議論し新たな飛躍のきっかけになればと思います。
ここ二,三年若手研究者の発表が増えつつあります。また,今回初めて応用心理士の資格に直結する研修の場が設けられ,次年度以降もさらに充実した研修会が大会で予定されています。
より充実した学会にするためには若手研究者を倍増することが重要かと思います。会員皆様の強いご推薦でもって,来年に向けて多くの方々の入会を通じて,希望のある活発な学会が創生できればと考えます。何卒よろしくご協力とご支援のほどお願い申し上げます。
(流通科学大学教授)

第69回大会を終わって

大会委員長 岡村 一成

第69回大会は,9月7日(土)・8日(日)の両日,東京富士大学のキャンパスで開催させていただきました。当日は朝のうち少し雨も残りましたが,この時期としてはやや涼しい日となりホットしました。おかげで約300名の参加者があり,盛会となりました。なかでも名誉会貫の先生方が17名と例年になく多くご参加いただけましたことは,印象的でした。
大会では,106件の研究発表(口頭発表88件,内1件取消・ポスター発表18件)と,ワークショップ2件,シンポジウム3件が催されましたが,どの会場も盛況で,熱気あふれるディスカッションが展開されておりました。
研究発表については,本大会から「大会発表論文集」を大会前に発行することになりました関係で,諭文集原稿の提出が間に合わなく,ギリギリで発表を取り消された会員も多く見られました。大変残念に思いました。その関係もあって,プログラムの編成で発表の割り振りに多少の無理が出てしまい,ご迷惑をお掛けした発表者もいらっしゃったかと存じます。ここでお詫び申し上げる次第です。今後はこのスタイルになりますので,ご発表のご準備を早めにお願いいたします。
また,本大会では,本学会研修委員会企画の「第1回研修会」が開催されました。会員74名,非会員4名の参加があり,大変好評でした。ご準備いただきました研修委員会委員長の大塚博保先生,有意義なご講義いただきました太田垣瑞一郎先生並びに蓮花一己先生に心からお礼申し上げます。
それから,本大会では,時間の節約もあって会員総会を昼休みに設定し,昼食を準備させていただきました。会員の皆様にもその方が喜んでいただけるかと思ったのですが,いかがだったでしょうか。大会準備委員会としては,会員総会の出席者が例年よりも多かったようですので良かったと思っています。
懇親会も大変盛況でした。何の余興もありませんでしたのに,会員の皆様相互の情報交換で盛り上がっていただいたようです。中締めの後も沢山の皆さんがお残りになっていらっしゃいました。有り難いことと思っておりました。
最後になりましたが,本大会開催にあたりご協力・ご支援をいただきました皆様方に,大会準備委員一同を代表して心から御礼申し上げます。また,学会のことについて,まったく知らない学生を使っての大会運営でした。さまざまな点で行き届かないことが多く,ご迷惑をお掛けしたり,ご無礼があったかと思いますが,どうぞご容赦ください。
それでは,会員の皆さん,流通科学大学て開催される第70回大会でお会いしましょう
(東京富士大学教授)

次期役員選挙の報告

事務局長 荻野 七重

2002年度第69回大会において承認された会則改訂に基づき,次期役員の任期が2003年4月から3年となりました。そのため,現役員の任期は半年短縮されることとなり,第69回大会総会において2003年4月に就任する新理事57名が承認されました。また,新会則による学会の運営のために,現会長のもとに選挙管理委貧会を発足させ,新理事による次期常任理事の選挙および新常任理事の互選による理事長の選挙が行われました。
選挙管理委員会の報告による次期常任理事21名および理事長は以下の通りです。なお,新会則によると,副理事長は当該年度の大会開催校の大会委員長が当たることになります。従って,2003年度は現会長の森下高治氏が副理事長に就任することになります。

理事長 岡村 一成
常任理事
馬場 房子 大坊 郁夫 藤田 主一 林 潔 細江 達郎 稲毛 教子
垣本 由紀子 神作 博 松浦 常夫 南 隆男 長塚 康弘 内藤 哲雄
荻野 七重 大橋 信夫 蓮花 一己 坂野 登 鈴木 由紀生 田之内 厚三
所 正文 外島 裕 浮谷 秀―

なお今回大幅な会則改正がなされ,学会のシステムも大幅に変ることになりました。
内容につきましては3月発行予定のニュースレター第8号でお知らせいたします。

第25回国際応用心理学会議 国際会議参加について

国際交流委員会委員長 長塚 康弘

第25回国際応用心理学会議は2002年7月7日から12日まで,シンガポール市(シンガポール共和国)の広大な国際会議場,“Suntec Singapore International Convention & Exhibition Centre”において開催された。メインテーマは“Making Life Better for All:A Challenge for Applied Psychology”であった。
日本応用心理学会はシンポジウム,「日本における応用心理学の研究,実践および問題解決法:その過去,現在および将来」(Problem of researches, practices and solution in applied psychology:Past, present and future)を学会企画として提案し,参加した。この提案はinvited symposiumとして一般提案に先行して受理された。因みにわが国からは日本心理学会企画のシンポジウムがもう1件提案された。
長塚が司会者となり,向井希宏(中京大学:産業・組織心理学関係),福原眞知子(心理教育研究所:カウンセリング・臨床心理学関係),蓮花一己(帝塚山大学:交通心理学関係),および佐々木雄二(駒沢大学:健康心理学関係)の各氏がここに記載した順序でpresentationを行った。指定討論者には今次大会会長兼学術プログラム委員長のナイア(Nair)女史(シンガポール国立大学教授)と内藤哲雄氏(信州大学:社会心理学)にお願いした(関連資料については2001年10月1日発行の本学会ニュースレターNo.4に寄稿した拙縞を参照していただきたい)。
割り当てられた時間は2時間(事務局からの連絡では1時間50分)の短時間であったため,各氏の発表は各15分,内藤氏の指定討論を25分,Nair女史のコメントを15分と予定して会を進行した。
各氏は各専門領域の研究小史とそれぞれのオリジナルな研究を手際よく報告された。的確・周到な内藤氏の質問,コメントとそれに対する各シンポジストの簡潔な応答そしてNair女史のシンガポール応用心理学の紹介と各氏の報告へのコメントにより幸いにも予定時間内に閉会することができた。討議の深まりへの願望など種々の反省点が想起されるが「応用心理学研究のあり方」をめぐる日本からの,そして日本応用心理学会からの第1回の発信という目的はかなり達成されたのではないかと考えている。
次期の26回会議(26th International Congress of Applied Psychology:ICAP2006)は2006年にアテネ(ギリシャ)で開催される。会期も同年7月16日から21日までの6日間と発表されている。第2回の発信の機会としてとらえてこれに臨むことができれば誠に幸いである。
なお,ICAP2006についての今後の情報は国際応用心理学会のwebsite:www.iaapsy.orgあるいは E-mail:icap2006(at)psych.uoa.orgによって得られるのでご紹介していきたい。
※[(at)をアットマークに換えてご連絡ください]

国際交流委員会活動について

現委員は福原眞知子氏,正田亘氏,垣本由紀子氏および長塚康弘である。昨年以降委員会は3回開催された。主要議題は(1)上記国際会議後に東京での開催を予定していた国際ンンポジウムまたは講演会の件,(2)国際会議シンポジウム報告者等への助成の件であった。
(1)国際シンポジウムまたは講演会については,「シンガポール大会出席者で東京経由で帰国する研究者」を基本条件に考慮することにしていたが,今回は大会プログラムの詳細が大会当日まで不明という状態であったため出席者を確定できず,また福原委員には別途主要メンバーに折衝して頂くなど,鋭意尽力したが条件が整わないため本年7月の開催は見送ることにした。なお条件が整えば,随時開催を計画することとした。
(2)今回のシンポジウムは日本応用心理学会としての企画であること,会員外研究者の企画参加を要請していることなどの事由により,若干の助成金を考慮することが提案され,会の財政が許せばそれを可とすることになった。金額については,事務局との協議を経て,大会参加(登録)費が515シンガポールドル(約36,000円)であることからこれに準備経費として答干の追加をして5万円とすること,会員外の方は8万円とすることを委員会が理事会に提案することとした。
理事会ではこれが承認された。さらに,学会企画シンボジウムの意義を認め,次期会議以降,4年毎の会議への本学会シンボジウムの企画者,出席報告者には原則として5万円の助成をすることが承認された。
(新潟中央短期大学教授)

応用心理学会の“鷹揚”さ
   公開シンポジウムを終えて

井上 孝代

日本応用心理学会第69回大会の公開シンポジウムでは「カウンセリング教育における実践的課題」というタイトルで企画させていただいた。改めて学会運営関係者の方々に対し,有意義な機会をいただいたことのお礼を述べたい。というのも,このセッションでシンポジストや指定討論の先生方から学んだこと,フロアからの貴重なコメントを通して,カウンセリング教育の実践のなかで抱いてきた自分なりの課題について,一歩考えを深めることができたと思うからである。
「マクロ・カウンセリング」(マイクロ・カウンセリングではない)という,新しい,やや無謀ともいえる筆者の提案について好意的な言葉をかけて下さった方もいらっしゃり,とてもありがたく,応用心理学会を今後更なる研鑽の場としていこうと思っている筆者にとって,大いなる励ましを得たような気がした。
応用心理学会の“新しいものを常に受け入れる器の大きさ”が学会の特徴だと思っている。21世紀の展望を考える時,応用心理学会は混沌の中から有形無形の価値が生まれる触媒として,先に述べた器の大きさ(鷹揚さ)と小回りのきく柔軟性によって今後も学会員の相互交流の場,また日本の心理学の発展のための温床であり続けることを一会員として期待している。
(明冶学院大学教授)

9.11事件と平和心理学

伊藤 武彦

9.11から約1年後の日本応用心理学会で平和問題についてのシンポジウムを開催することができ,関係者の皆様に大変感謝している。というのも,現在の情勢をみると,平和と戦争・暴力の間題について,その心理学的側面がとても重要であるからである。シンポジウムのなかで,杉田報告が紹介していたJ.ガルトゥングの平和論では,戦争のような紛争状態においては,根本原因として経済的な対立以外に暴力か非暴力かの行動的側面と相手側に対する好意的・非好意的偏見があるかどうかという心理的・態度的側面が重要だとしているからである。
日本では戦争に反対し,過去の戦争に対する反省に基づく平和教育はこれまで盛んにおこなわれてきた。この点で憲法第9条と前文の平和主義の果たした役割が大きいといえる。現在われわれは新たなる紛争を前にして,暴力的な対決でなく,対立の根本原因を考え,非暴力的な対話による解決が求められている。このような状況のもとで日本応用心理学会が「戦争は人間の本性に基づくものではなく本能ではない」としたセビリア声明を採択したことはきわめて意味あることだと思う。それは先行研究でも,戦争を人間の本能と考える大学生は戦争を肯定する度合いが高いことを表しているからである。
(和光大学教授)

学校教員のタイムカード

越河 六郎

教職員の勤務状況を管理するために都立学校にタイムカードを導入する,という新聞記事を読んだ(2002年8月28日)。「あぁついに」とある。タイムカードによる労働時間管理は,時間給の勤務などでは一般的であるが,教師の職務内容から考えてどんなものであろうか。
教師の仕事は,あらためていうまでもないが,直接的に児童・生徒とのかかわりの中で成立し,児童・生徒の自立性の発達を支援するという役割を担っているはずである。学校という施設場面における教師の行動様式は,とりもなおさず「教育的環境」を提示しているわけで,無断欠勤や遅刻といったことを平気でやっている先生方は,自分の職務特性を十分自覚して勤務なさっているのか甚だ疑問に思うところである。
学力の低下が取り沙汰されている。教師の質問についても然りであろうなどと,巷の評論で済ませるわけにはいかない問題であることを,教員の養成にいささか関係のあるわれわれも反省しなければならない。「あぁついに」という見出しは痛烈な批判と受け止めたい。
もう一つ,蛇足だが,学校教職員を管理する立場の人たちは,まさか,タイムカードを導入すればことが済むとは思ってもいないだろうけれども,このような方式に頼らざるを得ない点は,おのずから管理能力のなさを露呈していることを忘れないでほしい。
(松蔭女子大学教授)

本年度,学会賞は尾人正哲氏が,奨励賞は篠原一光氏が受賞されました。

学会賞を受賞して

尾入 正哲

このたびは名誉ある学会賞を頂戴することができ,感激にたえません。私のような浅学の者を選んでいただき,光栄に存じますが,また責任の大きさに緊張もしております。
私自身は,学生時代は記憶や注意といった認知心理学の研究をしておりましたが,その後,労働科学研究所に足かけ8年在職していました。今回の受賞も作業環境のアメニティやヒューマンエラーに関する労研での仕事を中心に評価していただいたものと思います。
さて心理学の世界でも新しい学会が次々と生まれておりますし,応用心理学も自らのアイデンティティが問われている時代であると思います。私自身は,応用ということは具体的な現実問題の解決に寄与することであり,乱暴に言えば「役立てばよい」という立場に徹することだと思います。
しかし,そうは言っても一時的に役立つものが長い目で見れば害をなすこともありますし,ある特定の問題に有効な手段がほかにも効く万能薬であるとは限りません。要は対策の効用と限界をわきまえた実践活動を行なうことが応用心理学者の存在意義であり,そのためには詳細な実証研究や理論的考察を背景とするべきことは言うまでもありません。その意味で応用心理学も伝統的な実験心理学の枠組みを大切にすべきだと,私は思っていますが会員の皆様のお考えはいかがでしょうか。
最後になりましたが,これまでこ指導を賜りました多くの先生方に深くお礼を申し上げて,受賞のことばにさせていただきます。
(京都府立大学助教授)

奨励賞を受賞して

篠原 一光

この度は学会奨励賞を拝受し,大変光栄に存じております。選考委員の先生方ならびに会員の先生方に心より御礼申し上げます。
受賞テーマは「自動車の情報化に伴う注意変容」です。私はメンタルワークロード研究の一つとして,自動車にカーナビ等の情報機器を導入することが運転者の注意に対してどのような影響を与えうるのか,という間題に取り組んでおります。同時に,人間の認知機能の基盤となる注意や作動記憶の機能に関して,時間評価法等の心理的時間の研究手法を利用した基礎的研究も行っています。基礎的研究と応用的研究を平行して行い,各研究で得られた知見を相互に活用することによって,実際場面での注意にかかわる諸問題の解決を目指しつつ,同時に基礎的な注意研究にも寄与したいと考えています。
これからも,学会奨励賞受賞の栄誉に恥じないように日々研鑽を積み,応用心理学の世界に多少なりとも貢献したいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
(大阪大学大学院人間科学研究科助手)

第1回研修会を終えて

当学会は継続的に研修会の機会を設けることとなりました。
第1回研修会は岡村第69回大会委員長の御報告にもありますように太田垣,蓮花両先生を講師に実施されました。

研修会A
太田垣 瑞一郎氏(慶応義塾大学名誉教授)
  「作業疲労と安全の研究に携わった経緯」

研修会B
蓮花 一己氏(帝塚山大学人文学部教授)
  「交通心理学におけるハザード知覚とリスクテイキング」

研究室紹介(4)
  中京大学心理学部

神作 博

中京大学心理学研究室の歴史は昭和41年の文学部に心理学科が創設された時にさかのぼる。当時北大を退官された結城錦一先生が横山松三郎先生(慶大)の委嘱を受け,横山先生の弟子の加藤等教授と共に教室づくりに尽力された。以後昭和46年には大学院修士課程(現博士前期課程)が,昭和53年に博士課程(現博士後期課程)が創設された。平成12年に心理学科は本邦初の心理学部として文学部より独立,平成14年には大学院も文学研究科心理学専攻から心理学研究科(実験・応用心理学専攻,臨床・発達心理学専攻)へと独立した。
かっては,鶴田正一教授,片□安史教授等々,幾多の先達を擁していたが,現在,教授13名,助教授3名,助手4名で,学生定員は1学年学部は164名(平成15年度),大学院博士前期(修士)課程は,実験・応用心理学専攻7名,臨床・発達心理学専攻23名,博士後期課程は,実験・応用心理学専攻3名,発達・臨床心理学専攻3名である。
現在までに博士(心理学)7名が誕生,他大学の教授,助教授に就任している大学院卒業生も10名を超え,応用心理学会,心理臨床学会等々を舞台に活動している卒業生が次第に増加してきている。基本的な考え方としては,将来,心理学のどの分野に進むにしても学部時代は心理学全般にわたる知見を有するように教育することを目ざし,学部は心理学科の1学科構成である。
(中京大学教授)

2002年度:日本応用心理学会公開シンポジウム
  「少年犯罪の今日的課題」

期 日:2003年(平成15年)2月1日(土)
時 間:午後1時30分~4時30分
テーマ:少年犯罪の今日的課題
会 場:駒澤大学1号館201(マルチメディァ教場)
東京都世田谷区駒沢1-23-1
東急田園都市線「駒澤大学」駅下車徒歩10分
企画・司会:藤田主一(城西大学女子短期大学部教授)
話題提供者:碓井真史(新潟青陵大学看護福祉心理学部教授)
「犯罪心理学から考える人間心理の心と闇」
阿部恵一郎(千葉刑務所精神科医)
「犯罪少年の背後にある発達障害・児童虐待・薬物乱用」
伊藤芳朗(弁護士・東京弁護士会)
「改正少年法による少年犯罪の捉え方」
富田信穂(常磐大学人間科学部教授)
「少年事件による被害と,それからの回復について考える」
指定討論者:細江達郎(岩手県立大学社会福祉学部教授)
大山みち子(武蔵野女子大学人間関係学部助教授)
後 援:世田谷区教育委員会
定 員:235名(着席数)
参加費:無料
申込み:当日受付(先着順)
連絡先:日本応用心理学会事務局
白梅学園短期大学心理学科 TEL042-346-5622

〒l87-8570
東京都小平市小川町l‐830
白梅学園短期大学心理学科
日本応用心理学会広報委員会
(林 潔・神作 博・大坊 郁夫・浮谷 秀一)