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メールニュース Vol. 32 2013年10月18日

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日本応用心理学会 メールニュース Vol. 32
2013年10月18日
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日本応用心理学会会員各位

 下記のように公開シンポジウムが開催されます。奮ってご参加ください。


日本応用心理学会主催:公開シンポジウム

 多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
 ※どなたでも参加できます(無料,事前申し込み不要)

[テーマ]
  『well-beingの心理学 ~今,そしてこれからのwell-being研究の応用・実践~』

[日時] 2013年12月7日(土)  13時30分 ~ 16時

[場所] 東京未来大学 B棟421教室
     東京都足立区千住曙町34-12

[交通]
 ・東武伊勢崎線
   東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「堀切」駅より徒歩2分
 ・京成本線
    京成本線「京成関屋」駅より徒歩8分
 ・各線
   JR常磐線・東京メトロ千代田線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス・
   東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)「北千住」駅より徒歩15分

[企画者] 日本応用心理学会企画委員会
[後 援] 東京未来大学モチベーション研究所
[司会者] 大坊 郁夫(東京未来大学)
[話題提供者]    上出 寛子(大阪大学)
        人・環境のwell-beingな関係を目指す
    田中 共子(岡山大学)
        社会・文化をつなぐソーシャルサポート
    堀毛 一也(東洋大学)
        持続可能なwell-beingをどう目指すか
[指定討論者]
    藤森 立男(横浜国立大学)
    大坊 郁夫

[内容]
 自分の住む社会が豊かで安定したものであるように誰もが願っているはずである。そしてわれわれが満足できる,生きがいが得られる,そういう意味でのwell-beingを願いながらも,現実にはなかなか果たせないものでもある。
 これまで,生活の利便性,物質的な豊かさを求めてきたのが人間社会の歴史のようにも考えられる。その動機は生活の仕方の選択の可能性,思考の可能性を広げてきたと言えよう。しかし,それが,高質の生き方に直結しているとは考え難いことが少なくない。
 さらに,時代による変化もあるが,大勢を占める価値観は個人を超えて同じではないので,それぞれ異なった視点からwell-beingを追求し,結果的になかなか個人を超えて一致することも少ないかのようである。しかし,どこかに「合理解」はあるはず。人類が常にどう生きていったらいいのかとの解を求め続けることがその証明になろう。 
 well-beingを主題として,心理学的視点から,どのようにして個人の求めるwell-beingと,社会としてのwell-beingを同時に高めていけるのか。その合理解をどう求めていけるのかについて考えたい。そして,これまでのwell-beingにかかわる研究の流れをふまえながら,さらにこの先,どのようにしてwell-being研究をより実践的,応用的に展開していったらいいのかについて議論したい。
 すべからくwell-beingは個人―関係―社会・環境とのつながりの中でこそ問題にできるものであり,この点からの話題提供を受け,皆さんとともに考えていきたい。

TokyoMirai